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食中毒予防キャンペーン(令和5年8月)を実施しました

ページID:875916822

更新日:2023年9月20日

令和5年8月、令和5年度食品衛生監視指導計画に基づき、食中毒予防キャンペーンを実施しました。

食中毒予防キャンペーン

 令和5年8月8日から14日まで、区役所1階アトリウムにて、食中毒予防に関するパネルの展示とパンフレットやうちわなどの普及啓発グッズの配布を行いました。

 また、令和5年8月9日には墨田区食品衛生協会と墨田区保健所が協力して食中毒予防についての普及啓発イベントを開催し、手洗い実習や食中毒に関するクイズとアンケートを実施しました。
 今年度はすみだ子どもPR大使にも手洗い実習やクイズに参加してもらい、食中毒予防について学習してもらいました。

実施内容

  • 食中毒予防に関するパネル展示
  • 食中毒予防に関するパンフレット、マグネット、風船、うちわなどの普及啓発グッズ配布
  • 墨田区食品衛生協会自治指導員の手洗いマイスターによる手洗い実習
  • 墨田区食品衛生協会自治指導員による食中毒に関するクイズとアンケート

 イベント期間中、200名の方にクイズとアンケートにご協力いただきました。思わぬクイズの落とし穴に、はまってしまった方もいたのではないでしょうか。
 また、手洗い実習には、38名の方に幅広く参加していただきました。
 ご参加ご協力いただいた皆様、どうもありがとうございました。

食品衛生クイズ(令和5年度)

問1 お刺身を食べるとき、アニサキスによる食中毒の予防法について正しいものは、次のうちどれでしょう?

選択肢
 (1)-20℃で24時間以上冷凍したものを食べる。
 (2)しょうゆをつけて食べる。
 (3)ワサビをつけて食べる。

正解:(1)
 アニサキスはワサビや、醤油では死滅しません。
 確実な予防法は、十分に加熱をするか、-20℃で24時間以上冷凍することです。
 正解率は約82パーセントでした。
 アニサキスは魚介類についていることがある寄生虫で、生きたまま摂取してしまうことで、胃痛や嘔吐などの症状を呈します。

詳しく知りたい方は、リーフレット「知ってますか?アニサキスによる食中毒」をご覧ください。

問2 焼肉やバーベキューでお肉を食べるときに気を付けることで、次のうちまちがっているものはどれでしょう?

選択肢
 (1)中心部までよく焼く。
 (2)生肉が触れた野菜もよく焼く。
 (3)肉を焼くときは焼く用のトングを使う。
 (4)焼きあがった肉は焼く用のトングでお皿にとる。

正解:(4)
 焼肉で「焼き上がった肉」を取り皿に取る時は、生肉を触った「トング」ではなく、生肉に触れていない清潔な「はし」を使いましょう。
 正解率は約72パーセントでした。
  お肉には、食中毒の原因となる細菌やウイルスがついていることがあります。細菌やウイルスは熱に弱いため、お肉を「しっかり加熱すること」が食中毒予防のために大切です。

詳しく知りたい方は、リーフレット「お肉を安全に食べるための4か条」をご覧ください。

問3 アレルギーを起こす食品のうち、特に注意するもの(特定原材料)として、新しく表示をしなければいけないものとなったのは次のうちどれでしょう?

選択肢
 (1)ごま
 (2)オレンジ
 (3)くるみ
 (4)りんご

正解:(3)
 「えび」「かに」「小麦」「そば」「卵」「乳」「落花生」の7品目に「くるみ」が追加され8品目となりました。
 正解率は約67パーセントでした。
 
 「特定原材料」とは、アレルギーを引き起こす食物のうち、特に症例数や重篤度から表示する必要性が高いものとして表示が義務化されているものをいいます。
 令和5年3月9日に「くるみ」が追加になったことで、今までの7品目から8品目になりました。
 また、選択肢にある「ごま」「オレンジ」「りんご」は「特定原材料に準ずるもの」とされ、表示義務はありませんが、表示が推奨されるものとなっています。

アンケート(令和5年度)

問1 墨田区食品衛生キャラクター「すみだこ」を知っていますか?

 「すみだこ」は墨田区の食品衛生キャラクターとして、すみだ区報、区ホームページ、ツイッターやフェイスブックなどに登場し、食中毒予防のために活躍しているキャラクターです。「すみだこ」の認知度は、墨田区の食品衛生に関する普及啓発活動が、区民の方へどれだけ伝わっているかを表す指標になります。
 今回のアンケートで、「すみだこ」を知っている人は41%でした。令和3年度に行ったときは3割程度であったため、認知度が上昇していることがわかりました。

すみだこ

問2 「すみだこ」について、どこで見たことがありますか?

アンケート2
すみだこを見た媒体

問1で「知っている」と回答した方に、「すみだこ」をどこで見たことがあるか聞きました。

その結果、すみだ区報で見たことがある人が最も多く、続いてイベントブース、区ホームページの順になりました。

問3 「HACCP」について知っていますか?

 HACCP(ハサップ)」を知っている人は29%でした。
HACCPは食品事業者だけではなく、家庭でも食中毒予防の手段として活用することができます。

詳しく知りたい方は、「家庭でできる6つのポイント」をご覧ください。

問4 「HACCP取組中ステッカー」について知っていますか?

 「HACCP取組中ステッカー」を知っている人は19%でした。 墨田区では、HACCPに沿った衛生管理に取組んでいる事業者にステッカーを配布しています。区内飲食店のHACCPの取り組みにも注目してみましょう。
墨田区では「HACCPに沿った衛生管理」を実施している施設の目印となるよう、引き続き周知してまいります。

 令和5年4月11日号の区報「すみだ」にて、HACCPについての特集記事を掲載しています。
HACCPや、HACCP取組中ステッカーについて書かれている記事になっていますので、この機会にHACCPについて理解を深めてみてください。

クイズとアンケートの実施結果から

 今回のクイズとアンケートの結果から、アニサキスの予防法についてと、焼肉で「焼き上がった肉」を取る時は生肉に触れていない清潔な「はし」を使うことについて一定の理解があることがわかりました。一方で、HACCPについて知っている人、及び墨田区が施設へ配布しているHACCP取組中のステッカーについて知っている人は少ないことがわかりました。
 墨田区の食品衛生キャラクター「すみだこ」の認知度は前回のアンケートより上がっており、引き続きの広報活動を続けていくことが重要であることがわかりました。
 今回のクイズとアンケートの結果を踏まえて、今後も消費者や食品を提供する事業者に対し食中毒予防の普及啓発に努めていきたいと思います。

問い合わせ先

生活衛生課 食品衛生係
電話:03-5608-6943

お問い合わせ

このページは生活衛生課が担当しています。

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