平均寿命と健康寿命

15年前と比べると、平均寿命も健康寿命も伸びていますが、差は変わっていません。
いつまでも健康でいきいきと過ごせるよう、健康寿命を伸ばすことが重要です。

発表されている平均寿命は、厚生労働省が公表している「平均余命」で、「0歳の子があと何年生きるかの期待値」です。ですから「今30歳の人が平均寿命から引くと、あと何年生きる」というような計算は、ちょっと間違いということになります。

日本人の平均寿命は今後も伸び続けるといわれています。
平均寿命はあくまでも「生きている人と亡くなっている人の数の中央値」です。最近よく「人生100年時代」という言葉を耳にしますが、100歳を超える長寿の人が、これからどんどん増えます。100歳を超えても健康な体づくりにチャレンジしてみませんか。

全国と都道府県の健康寿命は、「国民生活基礎調査」から算出されており、2018年3月に厚生労働省が発表した健康寿命（2016年時点）は、男性72.14歳、女性74.79歳でした。

国民生活基礎調査による計算方法では区市町村単位での健康寿命を算出することが難しいので、東京都では介護度をもとに「65歳健康寿命」を算出しています。平成28年の都の65歳平均寿命（要介護2）は、男性82.62歳、女性85.69歳でした。

人生100年時代、健康寿命を伸ばしていきいきと過ごしましょう！