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褒めて育てる子どもの心

ページID:196914145

更新日:2019年3月8日

「どーせ無理」「絶対できない」とチャレンジする前に尻込みしてしまいます

 何か新しいことに挑戦する時、子どもの心の中には期待と同時に不安も生じます。そのような子どもの気持ちを受け止めながら、「やりなさい」ではなく、「一緒にやってみようか」「初めはできなくても大丈夫!」と誘いかけましょう。たとえば、プール遊びや鉄棒、縄跳びなどは繰り返し経験することで力をつけていきます。そこで重要なのは、できたかどうかよりも、頑張ろうとする気持ちを認めること、結果を急がず、人と比べないことです。毎日の生活の中で「君ならできるよ」「上手になってきたね」と努力にはエールを、失敗には励ましで、子どものやろうとする気持ちを育みながら、愛情いっぱいのまなざしを注いでいきましょう。

何をやっても根気が続きません

 「もう少しがんばってみようかな」という気持ちはどこから生まれてくるのでしょう。
 この時期に大切にしたいのは小さな成功の積み重ねです。途中で投げ出さず、がんばって続ければ「やった!」「できた!」という達成感を味わうことができます。また、最後までがんばろうとする根気にもつながります。その成功体験が子どもの確かな自信を育むのです。そしてその時、そばで一緒に喜んでくれる大人の存在はとても大きな役割を担います。大好きな大人に見守られ、支えられ、認められることで、挑戦を続けることができるのです。

一口メモ

この時期に大切にしたい『自己肯定感』

 子どもは、褒められたり、認められたりする経験が少ないと自分に自信がもてません。「やっぱりあなたはダメね」など否定する言葉は非常に子どもの心を傷つけます。子どもにはそれぞれにいいところがあります。日常の生活の中で子どもが何気なくやっていることを取り上げ褒めてみましょう。「おはよう」とあいさつができたら「元気なあいさつは気持ちがいいね~」、脱いだ靴を揃えたり、洋服をきれいにたためたりしたら「えらい!自分でできたね、助かるわ」など、褒めるところはたくさんみつかります。
 子どもが心地よい気持ちを味わい、それが積み重なっていくことで、『自分はできる、自分は大切な存在』と実感します。この心の在りようが“自己肯定感”といわれ、これが育つことによって、新たな挑戦や意欲につながっていきます。

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