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更新日:2019年3月8日
そろそろ「お勉強」を始めた方がよいのでしょうか
机に向かって長い時間活動に取り組むのはこの時期の発達に合っていません。幼児期には幼児期にふさわしい学び方があります。日常の中で必要な学習がたくさんできます。
- 「自分のことは自分で行うこと」は小学校以降の学習をスムーズに進めるために必要です。それが勉強?と思うかもしれませんが学習の基礎として大切なことなのです
- 家庭の中で会話を弾ませながら親子一緒に過ごすことが全て学びにつながっています。大人が意識をもつことも大事です
- 遊びの意欲は学習の意欲につながります。一生懸命物事に取り組む意欲は、楽しく夢中になれる遊びで育ちます。体と心と頭脳を駆使して遊ぶことが意欲を育てます。いやがるときに無理矢理やらせることは逆効果です。気を付けましょう。
一口メモ 日常生活のなかでの「学びのもと」ってどんなこと?
- 時計を生活の中に取り入れて、「短い針が3になったらおやつね」などと時間や時刻に関心をもたせる
- 食事の手伝いで、「スプーンを5本用意してね」と具体物を通して数に親しませる
- 「この字なんて言うの」と聞いてくるのは興味をもったことの表れです。聞いてきたときは、質問にはきちんと答えましょう。文字への関心が高まっていくことでしょう。
- 「豆腐はどんな形?」「にんじんを半分に切って」「野菜の名前は?」など料理を手伝わせながらの会話も子どもの知的好奇心をくすぐります。
- 「あいさつができる」「自分のことを話す」「家族の話を聞く」などのコミュニケーション能力も必要です。日常生活の中で大人が意識してかかわるとよいでしょう。
- 大人と一緒に夕食のしたくをする中で、食材の名前、等分に切る、等分に盛りつけ、などの中に文字、数量、言葉、会話といった、たくさんのことが学べます。包丁の使い方、お茶碗等の扱い方を通して、危険予知能力も育てられます。
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