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すみだ区報(墨田区のお知らせ「すみだ」) 2018年6月1日号

 自身での財産管理などが難しい方に代わり、金銭管理や福祉サービスの契約などを行う後見人。その新たな担い手として注目されているのが、市民が市民を支える市民後見人です。
[問合せ]厚生課厚生係 電話:03-5608-6150

平成29年度市民後見人養成研修受講生の皆さん

 認知症等で判断能力が低下した方を代理する後見人。通常、後見人は親族や専門職から選ばれますが、高齢化や単身世帯の増加により、親族がいない場合や専門職に依頼できない場合でも、身近な存在として支援できる、市民後見人の重要性が高まっています。
 市民後見人の特徴は、同じ地域で暮らしているからこそできる、本人に寄り添ったきめ細やかな支援です。仕事をしながら活動をし、市民後見人という2枚目の名刺を持つ方もいます。
 市民後見人としての心構えや必要な知識などは、「市民後見人養成研修」で習得します。市民後見人として選任された後は、社会福祉協議会や専門家等、様々な人と連携・相談しながら活動します。

 本人のために必要な支出の計画・財産の保全



 本人の生活状況の記録、医療・福祉サービスの手続など



 監督人である社会福祉協議会への活動内容の報告



 社会福祉協議会や専門家等との連携による支援

 本人が望む生き方を実現できるよう、本人目線で支援できるのが、市民後見人の特徴だと思います。担当している方が、穏やかな顔をしていると、「やっていてよかった」とやりがいを感じます。市民後見人になる前は不安でしたが、社会福祉協議会のバックアップが大きく、相談しやすい環境であるため、安心して活動しています。勤務経験等も活動に生かすことができます。でも、一番大切なのは「人の喜びを自分の喜びにする」こと。この気持ちさえあれば、知識や経験がなくても、すてきな市民後見人になれます。皆さんも自らの経験を生かし、支え合う社会づくりに参加しませんか。

島田 直廣さん
 退職後、市民後見人として4月から活動中です。金融機関勤務の経験も生かして活躍しています。

 市民後見人になりたい方や、成年後見制度・市民後見人について知りたい方は、ぜひご参加ください。
[とき]6月12日(火曜日)午前10時から正午まで
[ところ]区役所会議室131(13階)
[対象]区内在住在勤の20歳以上の方
*おおむね70歳まで
[費用]無料
[申込み]事前に電話で厚生課厚生係 電話:03-5608-6150へ
*受け付けは6月11日午後3時まで
*養成研修は8月から開催予定
*養成研修の受講には説明会への出席が必要

このページは広報広聴担当が担当しています。