すみだを愛し、すみだで活躍する人をリレー形式で紹介する「つながる すみだ人」。お話を伺った方に次の方を紹介していただき、すみだを愛する人をつないでいきます。第11回は、押上で金属加工業を営まれている池田 制義さんと、
池田 制義さん・貴行さん(押上在勤)
制義さん 押上で金属加工の会社を経営しています。創業は1938年で、戦前から創業以来ずっと墨田区で営業しています。戦前は注射針の針もとなどを作っていましたが、戦後はキセルやボールペンなど、時代の変化に合わせて、作る商品も変えてきました。
貴行さん 現在は、オリジナルの記念品やキーホルダー、アクセサリーなどを作っています。また、中小企業やものづくりをしている方が多く集まる「東東京モノヅクリ商店街」や「TASK」などにも参加しています。
制義さん 私も若い頃、異業種交流をやっていたので、そういう交流は大事だと思っていて、活動への参加を後押ししているんです。
貴行さん 「TASK」には委員として参加し運営業務に携わっていますが、きっかけは前任者からの紹介でした。前任者の堀内さんは同級生でもあり、以前私が参加していた「フロンティアすみだ塾」の先輩でもあるんです。いろいろなところでつながりがあるものですね。
「東東京モノヅクリ商店街」には、地域のものづくりを盛り上げることができたらという思いで参加しました。こちらでは
「東東京モノヅクリ商店街」で商品開発した「+brass」のボールペンとペーパーナイフ
ボールペンの真鍮部分 色に深みが出ています
制義さん 気軽に声を掛け合え、人と人の距離が近いところが好きですね。そういう下町の雰囲気が今でも残っているところがいいなと思います。
貴行さん やっぱり、親しみやすい人柄の方が多いところでしょうか。それから、ものづくりに理解があるところもいいですね。昔から工場や職人さんが多いことが影響しているのかなと思います。非常に仕事がやりやすいです。これからも、産業のまち すみだと共に成長していきたいなと思います。
池田さんの取引先で、制義さんのお兄さんとはテニス仲間でもあったという中島 栄藏さんです。
[問合せ]広報広聴担当 電話:03-5608-6223
今月の1枚
「なかよしニシキアナゴ」
【撮影】鈴木 琥哲さん
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