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すみだ区報(墨田区のお知らせ「すみだ」) 2019年12月11日号

 区では昭和63年3月、音楽によるまちづくりを進める「墨田音楽都市構想」を掲げ、同年7月に新日本フィルハーモニー交響楽団とフランチャイズ提携を締結。平成9年には、世界屈指の音響設備を有する「すみだトリフォニーホール」(錦糸一丁目2番3号)が開館しました。この構想のもと、すみだトリフォニーホールと新日本フィル、そして区が協働で積極的に取り組んでいるのが、地域における音楽活動。区内の様々な施設を舞台にしたコンサートや、毎年2月の国技館5,000人の第九コンサート等は、多くの方に親しまれてきました。そして現在、すみだには、音楽を真に愛する方や、自らも音楽を奏で、まちを元気にする方であふれています。
[問合せ]

  • 文化芸術振興課文化芸術・国際担当 電話:03-5608-6212
  • すみだトリフォニーホール 電話:03-5608-5400

「ようこそ!誰でもコンサート」の様子。前方の座席を取り外しているため、赤ちゃんが寝転がったり、車いすの方などが快適に移動できたりします。

 新日本フィルが平成元年から毎年、区内の小学校・中学校で行っている演奏会です。

開校145周年の中和小学校での演奏会

中和小学校 寺崎 康子校長

 目の前での演奏に引き込まれ、中には「将来、あの楽器を弾きたい」という児童も。子どもや地域の方々、学校が一つになるすばらしい機会ですね。また、楽団員の皆さんは、児童の疑問に丁寧に答え、リクエストした曲をその場で演奏してくださるなど、児童たちとの時間を大切にしてくださいました。

 平成9年から毎年、区内の高齢者施設や保育園など約20施設を訪問し、新日本フィルの楽団員が少人数で演奏するコンサートです。

ふれあいコンサートのひとつ、「平和祈念アトリウム・コンサート」。今年度は、令和2年3月10日(火曜日)正午に区役所1階アトリウムで開催予定です。無数の折り鶴で制作された壁画「平和のオブジェ」とともにぜひ、お楽しみください。

 音楽を身近に感じてもらう体験型教室です。小学校では“ワクワク音楽道”を、中学校では “トコトン音楽道”をテーマに、新日本フィルの楽団員が、公演で実際に使用する楽器を持ち、区立全小学校・中学校を訪問します。

日常にあふれる音楽

上岡 敏之音楽監督による授業の様子。児童の名前を音に変えたり、大きな声を出さなくても歌えたりすることを、自らピアノを弾きながら実践し、日常には音楽があふれていることを伝えています。

第三吾嬬小と押上小の児童が上岡音楽監督へ贈ったメッセージ。上岡音楽監督はこれに感銘を受け、大切に保管しています。

 小学校4年生から高校生で構成するオーケストラです。ホールでの演奏だけでなく、平成19年から毎年1回、区内の小学校・中学校を訪問する学校コンサートも開催しています。

10月27日に両国小学校で開催した「学校コンサート」

 すみだを拠点とする数多くの音楽団体が、多彩な演奏を繰り広げる毎年恒例の夏の音楽祭です。今年度は3日間で小ホールに2,000人、大ホールに1万人を超える方が来場しました。



すみだトリフォニーホールおすすめ公演情報はこちらを参照

このページは広報広聴担当が担当しています。