認知症は、記憶障害を引き起こし、様々な状況に対する判断が不適切になるなど、生活するうえでの支障が少しずつ増えていく脳の病気です。高齢になるほど発症する可能性が高まるので、誰もが認知症になる可能性があり、また、関わることがあるかもしれない、身近な病気です。
認知症になっても住み慣れた地域で安心して暮らし続けられるよう、認知症を正しく理解し、ともに生きていく社会を作るために、区では様々な取組を行っています。
［問合せ］高齢者福祉課地域支援係 電話：03-5608-6502
【出典】公益社団法人認知症の人と家族の会 世界アルツハイマー月間2022広報資材（毎年9月は世界アルツハイマー月間、9月21日は世界アルツハイマーデー）
ゆっくり1つずつ簡潔に話す
余裕を持って穏やかな気持ちで対応する
無理に思い出させない、間違いを正さない
介護者も頑張りすぎない、抱え込まない
本人の視界に入ってから声をかける
信頼関係を大切にする
叱ったり、命令したりしない
自尊心を大切に、敬意を払う
無理のない範囲で受け入れて共感する
行動パターンを観察し、早めにフォローする
認知症に関する情報、進行度合いに応じた対応やサービスを掲載しています。
［配付方法／配布場所］65歳になった方や、65歳以上の転入者がいる世帯に配付するほか、高齢者福祉課（区役所4階）や各高齢者支援総合センター（こちらに掲載）等で配布
＊区ホームページでも閲覧可
［問合せ］高齢者福祉課地域支援係 電話：03-5608-6502
高齢者に「みまもりGPS」を携帯してもらい、高齢者が行方不明になったときに事業者がGPSの位置を探索し、家族等の介護者に高齢者の位置情報を繰り返しお知らせするものです。令和4年度から個人賠償責任補償保険が付帯されました。
［対象］次の全てに当てはまる方を介護している家族
- 区内在住である方
- おおむね65歳以上で在宅の方
- 要介護1以上の方
［費用］月額利用料800円
＊所得等により無料になる場合あり
［問合せ］高齢者福祉課地域支援係 電話：03-5608-6502
＊詳細は区ホームページを参照
みまもりGPS
認知症の基本的な知識や認知症の方への対応方法を学びます。ボランティアとして活動するためのステップアップ教室もあります。
［問合せ］各高齢者みまもり相談室（こちらに掲載）
認知症サポーターキャラバン「ロバ隊長」
認知症の方の見守りに必要な知識や方法を、遊びながら学べます。区民情報コーナー（区役所1階）で販売しています。
［費用］1,000円
［問合せ］高齢者福祉課地域支援係 電話：03-5608-6502
＊詳細は区ホームページを参照
認知症に関する情報交換や気分転換、相談の場として、誰でも利用できます。また、すみだオレンジかるたで遊ぶこともできます。
区では、住み慣れた身近な場所でオレンジカフェに参加できるよう、オレンジカフェすみだ認定事業を進め、現在区内3か所でオレンジカフェを開催しています。
［問合せ］高齢者福祉課地域支援係 電話：03-5608-6502
＊詳細は区ホームページを参照
