すみだ区報(墨田区のお知らせ「すみだ」) 2025年12月1日号

 社会には、今も様々な人権問題があります。それらを「自分には関係ない」と思わずに、自分や身近な人の問題として意識してみませんか?人権が尊重される社会を実現するためには、一人ひとりが互いの人権に配慮した行動を取ることが大切です。12月4日から10日までの人権週間をきっかけに、人権について学び、考え、行動しましょう。
[問合せ]すみだ人権同和・男女共同参画事務所人権同和担当 電話:03-5608-6322

身近な人権問題はこちら

 人権擁護委員は、法務大臣から委嘱された民間のボランティアです。区では、13人の方が活躍しています。

相談
対面、電話、インターネットによる相談の受け付け 相談先はこちらを参照

啓発
人権メッセージ発表会、人権作文コンテスト、人権の花運動等への協力

救済
法務局と協力して人権侵害を調査、被害者を救済

すみだまつり・こどもまつり等のイベントにも参加しています

 毎年、小学生を対象に「人権メッセージ発表会」を、中学生を対象に「人権作文コンテスト」を実施しています。人権をテーマにした文章を書くことで、児童・生徒が人権を尊重することの大切さや必要性について理解を深め、豊かな人権感覚を身に付けることを目的としています。

「あいさつの大切さ」(要旨)
 私は、登校中に多くの人と挨拶をする中で、挨拶による人とのつながりの大切さを感じました。道で会うお年寄りや掃除をしている人たちの言葉に心が温まり、人は互いに声を掛け合い、見守り合って生きているのだと気付きました。これからも挨拶を大切にして、つながりを広げていきたいです。

上條 志帆さん
(曳舟小学校4年生)

「あいこでしょ」(要旨)
 私は絵やゲームは得意ですが、運動や漢字は苦手です。以前は必ず克服しなければならないと思っていましたが、「世界はグー・チョキ・パー」という曲の「みんなちがうからあいこでしょ」という歌詞に出会い、違いがあるからこそ世界は豊かになり、本当に大切なのは個性を尊重することだと気付きました。

久保 結華さん
(桜堤中学校2年生)

「自分らしさは誰かの勇気になる」(要旨)
 私は学校の制服規定をきっかけに、「普通」とは何かを考えるようになりました。女子のズボンは「普通」なのに、男子のスカートは変だと思われることに違和感を覚え、そこにある無意識の思い込みに気付きました。お互いの「普通」を認め合い、私も「自分らしさ」を大切にしながら生きていきたいです。

土屋 愛瑠菜さん
(文花中学校2年生)

 小学生が協力して花を育てることを通じ、命の大切さを実感し、人権感覚と、優しさや思いやりの心を育てることを目的とした運動です。
[実施校]東吾嬬小学校、中川小学校、押上小学校



 SDGs(エスディージーズ)は、私たちがこの地球で暮らし続けていくために、2030年(令和12年)までに達成を目指す世界共通の17の目標です。こちらに掲載する事業が目指す目標をアイコンでお知らせします。

10 人や国の不平等をなくそう

16 平和と公正をすべての人に

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