すみだ区報(墨田区のお知らせ「すみだ」) 2026年2月11日号

 インターネットやSNSは、私たちの生活に欠かせない便利なものである一方、情報発信の手軽さや匿名性の高さから、プライバシー侵害や()(ぼう)中傷、差別的な書き込みといった人権侵害が起きやすい側面があります。こうした問題に対応するため、昨年4月に「情報流通プラットフォーム対処法」が施行されました。この法律は、Xやインスタグラムなど、多くの人が利用するサービスの提供者に対し、違法・有害情報の削除申出の窓口を分かりやすく設けることや、申出への回答を一定期間内に行うこと、削除基準を公表することなどを義務付けています。これにより、困ったときに相談しやすい環境が整備されつつあります。
 しかし、ネット上の人権侵害を防ぐうえで最も大切なことは、私たち一人ひとりの心掛けです。一度発信し拡散された言葉や情報は、完全には消せず、不特定多数の相手を深く傷つけてしまうことがあります。ネット上では誰もが被害者にも加害者にもなり得ることを忘れてはいけません。投稿する前に一度、「この情報は事実だろうか」「これを読んだ相手はどう感じるだろう」と考えることで、多くのトラブルが防げます。
 画面の向こうにいるのは、皆さんと同じ感情を持つ人間です。それを忘れずに、顔が見えなくても相手の気持ちを想像し、他者の人権を尊重しながら適切にインターネットを利用しましょう。
[問合せ]すみだ人権同和・男女共同参画事務所人権同和担当 電話:03-5608-6322

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