すみだ区報2019年10月1日号

特集

すみだで積み重ねた10年
フウガドールすみだ

概要

すみだをホームタウンとして活動するフットサルチームフウガドールすみだ。墨田区で活動を始めて今年で10年(ホームタウン・スポーツチームとして8年)が経ちます。強いだけでなく、地域とのつながりも大切にしているフウガドールすみだをご紹介します。

問合せスポーツ振興課スポーツ振興担当 TEL:03-5608-6312

「チームだけで勝利を喜ぶのではなく、色々な人と喜びを分かち合いたい。地域の一員となり、地域の方が共に勝利を喜んでくれるようなチームを作りたい。」そんな(おも)いが、特定の地域を拠点に活動するホームタウンスポーツチームをめざしたきっかけです。

私たちが墨田区に来た10年前、私たちの事を知っている人はほとんどいませんでした。でも、地域のイベントや清掃活動などへの参加、保育園・小学校でのフットサル体験教室を続けていく中で、私たちを知り、身近に感じて応援してくれる方が増えていきました。

私たちは「関わった人に幸せを感じてもらえるようなチームであること」を考え方の土台に持ちながら、技術力を磨いてくことを大切にしています。試合会場で熱くも「温かい」応援をしてくれる多くの方を見ると、私たちのプレーだけでなく、私たちが大切にしている考え方にも共感してくれているのではないかと感じ、非常にうれしい気持ちになります。

フットサルは競技人口がまだ多くないので、フットサルの魅力を知ってもらい、数あるスポーツの中で「フットサルをやりたい!」という人を増やしていき、フットサルを一つの文化にしたいと考えています。現在フウガドールすみだには、小学生、中学生、高校生の下部組織もできました。すみだで活動し、すみだで仲間を増やし、すみだからアジアや世界で活躍するような選手(*)を多く輩出することができたら、最高ですね。

フウガドールすみだ 監督 須賀雄大

*AFC U-20フットサル選手権イラン2019で優勝した日本代表のキャプテン・畠山勇気選手はフウガドールすみだの下部組織出身です。

私たちの理念

ミッション
クラブに関わる人を幸せに、その幸せの輪を(ひろ)げる

ビジョン
フットサルを文化にフットサルを通じて、地域のスポーツを盛り上げる

バリュー
JUST MOVE ON:切り替えゼロ秒
どんな状況でも切り替えて前に進む
ONE FOR ALL:一体感
ひとりはみんなのために、全員が一丸となって
KEEP GROWING:進化
成長し続ける、個性を引き出し伸ばす

サッカーとの違い

分かりやすい違いは、
①競技者数=ゴレイロ(ゴールキーパー)を含め5人(サッカーは11人)
②コート面積=サッカーの9分の1
③試合時間=前後半各20分(サッカーは前後半各45分)
といった点です。

コート内の選手数が少ないため、各選手のボールに対する影響力が大きいのが魅力の一つ。また、試合時間の短さや選手交代の多さから、プレー中は選手全員が常に100%の力を出し、迫力ある試合を観戦できるのも魅力です。

所属するフットサルリーグとランキング

日本最高峰の「Fリーグ」に所属しています。Fリーグは、1年をかけて試合を行い順位が決まります。9月27日時点で18試合を終え、リーグ内5位。残りの試合で1位をめざします。

チーム名の由来

フウガドールは"FUGADOR"と書きますが、
FUFUtsal(フットサル)
GGrow up(成長する)
AAssociate(仲間)
DOR=jugaDOR (スペイン語で選手)
を組み合わせ、「フットサルと共に成長する仲間たち」という想いが込められています。

ユニフォーム

ホームゲームは、チームカラーのえんじ色(ゴレイロは緑色)のユニフォーム、アウェイゲームは北斎の作品をモチーフとしたユニフォームを着用。