すみだ区報2019年10月1日号

区政その他

山本区長のメッセージ

スポーツを通じて体力向上と健康増進を

墨田区長  山本 亨

厳しい夏の暑さも和らぎ、体を動かすには最適な季節になりました。スポーツの祭典である東京2020オリンピック・パラリンピックでは、両国の国技館で行われるボクシングを含め55の競技が実施されますが、本区でも多種多様なスポーツが盛んです。

9月1日に墨田区総合体育館で行われた区民体育祭総合開会式には、800人を超える幅広い世代の方々が参加されました。各競技のユニフォームに身を包んだ参加者の皆さんの笑顔や生き生きとした姿、力強い選手宣誓に接し、スポーツの素晴らしさを実感するとともに、スポーツに取り組むことの意義を再認識しました。

さて、今号1面でもご紹介しました、本区のホームタウン・スポーツチームである「フウガドールすみだ」は、墨田区総合体育館を拠点に活動され、幼児や小学生を対象としたフットサル教室の開催など、日頃から本区のスポーツ振興にお力添えをいただいています。

10年目を迎えた今シーズン、フウガドールすみだが日本最高峰のFリーグで躍進されるとともに、地域に根ざしたスポーツ活動がさらに充実することを期待しています。

ところで、本区のスポーツ振興の新たな拠点として、かねてから整備を進めていた墨田区総合運動場が12月1日、堤通二丁目にオープンします。本施設には、陸上競技トラックや少年サッカーコートに加え、約400人分の観覧席のほか、芝生席も備えています。また、合宿など宿泊を伴う利用が可能なセミナーハウスも併設されます。

体力向上や健康の維持・増進、さらには「健康寿命(元気に暮らせる期間)」の延伸のために、総合運動場や総合体育館等、区内のスポーツ施設を、ぜひ有効にご活用いただきたいと思います。

9月1日、区民体育祭総合開会式にて