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悪質なリフォーム工事

ページID:958647771

更新日:2005年11月1日

 最近、住宅リフォーム工事に関する苦情の件数が増加しています。家庭への訪問販売で、やらなくてもよい工事を、言葉巧みに、恐怖心をあおって勧誘します。リフォームとはいえ住宅工事のための契約金額は高額で、加えて、60歳以上の高齢者に被害が多いのも特徴です。

相談内容

(1)作業員が家に訪ねてきて「近所で工事をしている。ちょっと通りかかってみたら屋根が傷んでいる。今やれば安くしてあげる」と言われ、屋根の葺き替え工事の契約をした。契約を急がされたので、その日のうちに契約書を書いたが、他社と比較してみると価格が高いので、解約したい。
(2)無料で耐震診断をしてあげると親切に説明され屋根裏・床下の様子をビデオで撮り、「補強が必要だ。地震がきたらこのままでは大変危ない」と言われ、判定結果を見せられた。断りきれず契約をしてしまい、すぐ補強工事をされてしまったが、補強を必要とする部分とは違うところに耐震金具が付けられていた。
◎悪質な業者の共通の手口
【不安をあおる】・・・このままだと屋根が腐る。危険なので補強が必要と言う。
【契約したらすぐ工事】・・・解約しづらくする。
【高額な見積もり】・・・「今回だけ」「あなただけ安くする」などと言って減額する。

アドバイス

1 契約する前に
 工事を依頼するかどうかを家族や周りの人に相談する。業者の説明をうのみにしない。複数の会社から見積りを取る。
2 契約するときは
 契約内容をよく確認し、納得できないときは契約しない。
3 契約した後に
 工事が完了しても、契約どおりの工事がされているか確認するまでは代金を全額支払わない。
 屋根の補修や外壁の張り替えなどは、特定商取引法の適用を受けるので、契約日から8日以内であればクーリング・オフをすることができます。クーリング・オフをした場合は、損害賠償や違約金を払うことなく契約解除ができます。
 詳しくは、すみだ消費者センターへご相談ください。

お問い合わせ

このページは産業振興課が担当しています。