緑化推進のために
墨田区緑化宣言
私たち墨田区民は、明るく住みよいまちづくりを心がけています。しかし、私たちの周りからは、次第に大切な緑が失われ潤いのない毎日になりつつあります。私たちは、今こそ一致協力して失われた緑を取り戻し、増やしていかなくてはなりません。そして、豊かな生活環境を作り出すこと、これが私たち墨田区民の願いです。このため、私たちは次のことを誓います。
1 緑を愛し誰もが緑化に努めます
2 樹木や草花を大切にし、できる限り増やすよう努めます
3 公共の場所は、特に緑化するよう努めます
4 緑のある空き地を多くし、不時の災害に備えるよう努めます
緑化推進の考え方
緑は、人々の心に潤いをもたらしてくれるだけでなく、育成・装飾する喜びや感動までも持ち合わせています。かつて本区の緑は、墨堤の桜や神社の森に見られたように、生活と深く関わり合いながら育まれてきました。
しかし、関東大震災や戦災、その後の工業を中心とした都市化と経済効率優先の社会環境の進行に伴い、区内の樹木等の大部分は次第に失われてしまうこととなりました。
これに対応するため、墨田区は昭和47年に、東京23区としては唯一の緑化宣言を行い、以来積極的な緑化推進施策を展開してきました。この結果、昭和48年に5.4%であった緑被率は、平成2年には9.2%に、平成12年には9.4%に微増しました。それでも、まだまだ快適というには極めて低い状況にあります。また、区は平成7年に「緑の基本計画」を策定し、計画的で積極的な緑化推進の姿勢を表明しました。
今後、刻々と変化する社会状況の変化や区民欲求を的確に捉え、各種緑化推進施策を展開していく考えです。長期的には、緑被率の向上や緑地の確保を視野に入れながらも、当面は現実的な観点、例えば屋上緑化や立体緑化の推進をしていくほか、従来の事業を常に見直しながら、真に緑を愛し慈しむ区民意識を醸成していくための施策に移行していくつもりです。この結果、緑豊かな成熟した街並みの形成を図っていくと共に、将来的には、緑の面的拡大を区民の方と協働で推進していく所存です。
