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中南米、米国の一部、東南アジアなどでジカウイルス感染症が流行中です

ページID:939674108

更新日:2017年9月5日

ジカウイルス感染症とは

 ジカウイルス感染症(ジカ熱)は、ジカウイルスに感染することで起こる感染症です。主に、ジカウイルスを持った蚊(ネッタイシマカ・ヒトスジシマカ)に刺されることによって感染します。
 症状は、軽度の発熱・頭痛・関節痛・筋肉痛などです。また、感染して全員が発症するわけではなく、症状がないか、症状が軽いため気付きにくいことがあります。
 現在、ワクチンはありません。特別な治療法はなく、症状に応じた対症療法が行われます。

妊婦と妊娠の可能性のある女性へ

 妊娠中にジカウイルスに感染すると、胎児に小頭症等の先天性障害をきたすことがあることから、妊婦及びの妊娠の可能性がある方は、流行地域への渡航を控えた方がよいとされています。やむを得ず渡航する場合は、主治医と相談の上で、厳密に蚊に刺されないようにする対策を講じることが必要です。
 ※世界保健機関(WHO)は、2016年3月8日、妊婦は流行地域への渡航をすべきではないと勧告しています。

発生が報告されている地域について

 近年、ブラジルを中心に中南米で感染が拡大しています。オセアニア、太平洋諸島、アフリカ、アジア、米国の一部でも発生があります。やむを得ず渡航する場合は、厳密な防蚊対策を講じることが必要です。
 ※最新情報に関しては、外部サイトへリンク 新規ウインドウで開きます。厚生労働省ホームページ ジカウイルス感染症の流行地域(外部サイト)、をご確認ください。

流行地域へ渡航される方へ

 海外の流行地域にでかける際は、蚊に刺されないように注意しましょう。長袖、長ズボンの着用が推奨されます。また蚊の忌避剤なども現地では利用されています。
 また、性行為感染のリスクを考慮し、流行地域に滞在中は、症状の有無にかかわらず、性行為の際にコンドームを使用するか性行為を控えることを推奨します。

流行地域から帰国された方へ

 流行地域から帰国された際は、症状の有無に関わらず、虫よけ剤の使用など蚊に刺されないための対策を少なくとも2週間程度は特に注意を払って行うことを推奨します。
 性行為により、男性から女性パートナーへ感染した事例が報告されています。
 流行地域から帰国した男女は、症状の有無にかかわらず少なくとも6か月間、パートナーが妊婦の場合は妊娠期間中、性行為の際にコンドームを使用するか性行為を控えることを推奨します。
※最新情報に関しては、外部サイトへリンク 新規ウインドウで開きます。厚生労働省ホームページ ジカウイルス感染症に関するQ&Aについて (外部サイト)をご確認ください。

流行地域で蚊に刺された場合の相談先

 すべての蚊がジカウイルスを保有しているわけではないので、蚊に刺されたことだけで過分に心配する必要はありません。心配な場合は、帰国された際に空港等の検疫所でご相談ください。また、帰国後に心配なことがある場合は、墨田区保健所保健予防課(TEL 03-5608-6191)にご相談ください。なお、発熱などの症状がある場合には、医療機関を受診して下さい。

感染症媒介蚊サーベイランス

墨田区では、6月から10月にかけて区立公園2ヵ所で『感染症媒介蚊サーベイランス(調査監視)』を実施しています。(隅田公園・旧安田庭園)

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お問い合わせ

このページは保健予防課が担当しています。

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