1ページ。 調査の実施概要。 2ページ。 Ⅰ、各種調査の実施概要。 1、調査目的。 「墨田区障害福祉総合計画」(令和9~令和11年度)の策定にあたり、障害のある方(難病の方を含む)や障害福祉サービスを利用している方、またはそのご家族の現在の状況や障害福祉サービス等に対する意見等を把握し、計画策定の基礎資料とする。 2、調査実施方法。 調査区分、障害者・障害児調査、調査方法。郵送配布、紙調査票及びWeb調査フォームにて回収。調査対象。身体障害者手帳所持者。愛の手帳所持者。精神障害者保健福祉手帳所持者、障害福祉サービス利用者、難病医療費等助成制度認定者、児童通所支援の利用者。対象者数。3,000人。 調査区分。事業所調査。調査方法。メール配布、Web調査フォームにて回収。調査対象。区内サービス事業所。対象者数。156事業所。 調査区分。医療的ケア児調査。調査方法。郵送配布、紙調査票及びWeb調査フォームにて回収。調査対象。区内医療的ケア児及びその保護者。対象者数。53人。 3、調査期間。 令和7年11月17日(月)から11月30日(日)まで。 4、配布・回答数 調査区分。障害者・障害児調査。配布数。3,000件。回答数。1,820件。うちWeb回答。575件。回答率。60.7%。 調査区分。事業所調査。配布数。156件。回答数。82件。うちWeb回答。82件。回答率。52.6%。 調査区分。医療的ケア児調査。配布数。53件。回答数。36件。うちWeb回答。24件。回答率。67.9%。 5、その他。 分析結果を見る際の留意点は以下の通りとなっている。 1、「n」は「number」の略で、比率算出の母数。 2、単数回答の場合、本文および図表の数字に関しては、すべて小数点第2位以下を四捨五入し、小数点第1位までを表記。このため、百分率の合計が100.0%とならない場合がある。 3、複数回答の場合、図中にMA(Multiple Answer =いくつでも)、3LA(3 Limited Answer=3つまで)と記載している。また、不明(無回答)はグラフ・表から除いている場合がある。 4、表内において、上位1位、上位2位には色付けをしている。 3ページ。 Ⅱ、調査結果の概要。 1、充実させてほしい施策。 問30、特に力を入れてほしい障害者施策。(障害者・障害児調査、103ページ)。 「相談支援や情報アクセシビリティ(情報の受け取りやすさ)の充実」が26.9%で最も高く、次いで「緊急時や災害時の対策促進」が24.6%となっています。 相談支援体制の構築にあたっては、適切なサービスにつなげるため、関係機関との連携、制度やサービスに関する情報、相談先についての分かりやすい案内と、個々のニーズ・特性に応じた発信手法の検討が求められます。また、「緊急時や災害時の対策」に対する関心が高まっており、災害の頻発化により、緊急時の個別避難計画や避難所の体制整備など、障害特性に応じた支援機能の強化がより重要となっています。 4ページ。 問18、特に充実させてほしい18歳未満の方向けの支援。(障害者・障害児調査、57ページ)。 「放課後や長期休暇中の居場所・学習支援の充実」が45.4%で最も高く、次いで「学校での支援(特別支援学級・通級・支援員の配置)」が35.8%となっています。 放課後や長期休暇中の居場所・学習支援に対するニーズが最も高いことは、共働き世帯の増加等を背景に、学校外の時間帯における支援の必要性が拡大していることを示しています。また、特別支援学級や通級、支援員の配置など、学校での支援の充実を求める声も多く、成長段階に応じた支援体制の構築が求められています。 5ページ。 2、日常生活での合理的配慮。 問19(1)、障害の状況にあった配慮を受けられず困ることはあるか。(障害者・障害児調査、59ページ)。 「配慮を受けられず困ることが時々ある」が21.0%、「配慮を受けられず困ることが多い」が4.6%で、「困ることがある方」は合計25.6%でした。 問19(2)、配慮を受けられず困る場所。(障害者・障害児調査、60ページ)。 「鉄道・バスなどの交通機関」が44.2%で最も高く、次いで「小売店・飲食店などの商業施設」が25.8%、「病院・福祉施設など」が22.7%となっています。 およそ4人に1人が配慮を受けられず困る経験をしており、障害者差別解消法により合理的配慮の提供が義務化されていますが、交通機関等、公共性の高い空間において、事業者の理解や対応にさらなる向上の余地があり、改善に向けた取り組みが期待されています。事業者側や施設のハード面の問題だけではなく、周囲の利用者の理解不足がバリアにつながる場合もあるため、区民一人ひとりへの正しい知識の普及啓発が必要です。 6ページ。 3、一般就労について。 問14(3)、一般就労の希望(現在、一般就労をしていない方)。(障害者・障害児調査、45ページ)。 障害種別の中で、一般就労を希望する割合が多かったのは、「発達障害」が40.6%で最も高く、次いで「高次脳機能障害」が38.1%、「難病」が32.8%となっています。 およそ3人に一人が「一般就労を希望する」と回答しています。このうち、発達障害、高次脳機能障害、難病のある方で一般就労の希望が高く、職場での個々の障害特性に対する理解促進や適切な支援体制の充実による就労機会の拡大が求められます。さまざまな障害特性に合わせた就労支援体制の構築とともに、柔軟な働き方への対応が重要となっています。 7ページ。 4、住まいについて。 問10(1)、将来、望む生活。(障害者・障害児調査、34ページ)。 将来の生活の希望について、「家族が住んでいる家で暮らしたい」が54.6%で最も高く、次いで「一般の住宅で一人で暮らしたい」が18.6%となっています。 障害福祉サービスの障害支援区分でみると、区分4・5では「グループホームで暮らしたい」が他の区分に比べて高くなっており、特に、区分6では「入所施設で暮らしたい」が他の区分に比べて高くなっています。 将来の生活の場について、半数以上(54.6%)が「家族と同居する自宅」での生活を希望しており、住み慣れた地域や家庭での生活を重視する傾向があります。一方で、障害支援区分4~6では、グループホームや入所施設で暮らしたいと希望する方が多くなっています。家族の高齢化や不在時にも生活が維持できるよう、重度障害に対応可能な施設やサービスを利用しやすい体制づくりが求められます。 8ページ。 5、福祉人材の確保。 事業所調査。問8、サービス事業所の職員充足状況。(事業所調査、119ページ)。 「十分である」が25.6%となっています。 「やや不足している」が39.0%、「不足している」が24.4%、「非常に不足している」が9.8%で、「不足している事業所」は合計73.2%となっています。 7割以上の事業所が「人材が不足している」と回答しており、障害福祉サービス等の提供体制を確保するための人材の確保・定着を図る必要があります。専門性を高めるための研修の実施、多職種間の連携の推進、職場環境の整備のほか、ICT・テクノロジーの活用による事務負担の軽減、業務効率化の推進が求められます。 9ページ。 6、ご意見等(要約・抜粋)。 障害者・障害児調査。自由記述から。(106ページ~)。 <相談>。 ・何か相談したい時にすぐに相談できる場所や、自分に合った提案をしてくれる場などがもっとあるといい。 ・将来的なことを相談できる人や場所があってほしい(親亡き後)。 <福祉サービス・施設>。 ・ショートステイの申込みについて、3ヶ月前から(12月利用は9月に申込む)を、もう少し短くしてほしい。 ・精神障害者が親亡き後、安心して暮らせる施設があったら良い。 <助成・経済的な支援>。 ・物価高騰を受け、障害者向けの賃貸住宅補助や生活に関する手当・助成の充実を希望する。 <手続きなど>。 ・障害者サービスがものによって区であったり都であったり混在していて分かりにくい。手続きが一括で進められる窓口があると分かりやすい。 ・各種手続きの簡易化を希望する。 <家族への支援>。 ・障害児の親の就労支援が、ひとり親就労支援と同様に必要。 ・家族のサポートがあれば本人は困らない。家族が病気などになった時のサポートの充実をお願いしたい。 <切れ目ない支援・関係機関の連携>。 ・地域では関わりが少ないと孤立した存在になりやすいです。民生委員など早くから顔見知りや状況を知っていてくれる人がいてくれればいいなと強く思う。 <医療・医療的ケア>。 ・透析を受けているので災害時にその治療が受けられるかが不安。 ・慢性期のリハビリを受けられる病院が欲しい。 <就労>。 ・現在墨田区には自分の障害特性に対応した支援サービスがない。もっと仕事している人向けのサービスを増やしてほしい。 <社会参加・文化余暇活動>。 ・区内で精神障害の方にも活動出来る場所がいくつか増えると良いと思う。精神に限らず、知的、発達、身体の方等様々な方が暮しやすく、また少しでも生きがいを感じられる所になれたら良いと思う。 ・自宅にいることがほとんどで運動不足になっているため、どこか運動等をできる区施設があれば教えてほしい。 <障害への理解>。 ・買い物の支援や食事など同行者だけでなく、理解あるお店などがあると、自立に向けた練習ができるのになと思う。 <情報>。 ・情報をもらってもセミナーや集いに行けない。映像ライブラリみたいな情報を自分のタイミングで得られるサイトがあると良い。冊子はありがたいが読む作業が辛いので、映像で誰かが読んで耳から仕入れる方法もほしい。 10ページ。 <バリアフリー>。 ・街の中のどこかにひと休みできる椅子がほしいと思う。 ・外出時に、横断歩道から歩道へ上がる段差で必ずつまずく。段差の少ないものに改善されていくことを希望する。 <災害対策>。 ・難病で寝たきりとなっていて、避難場所への移行が出来ない。また、災害時の避難方法や避難場所の受け入れ体制、医療体制、避難場所もどこへ行けば良いのかもわからない。 ・災害時、車椅子、酸素ボンベがある為どうしたら良いか、考えていかないといけない事が多くある。 <教育>。 ・支援級が家から遠い場所となったことで、送迎や親の仕事の調整が必要となる。 ・発達障害はあるが普通学級に通わなければならない子に対し、学校でサポートをもっと受けられたらと思う。 <療育>。 ・みつばち園へ月1回通って個別の療育をしてもらっているが、希望は週1回。足りない分を他の療育施設へ通って補っているが、できるなら1箇所で済ませたい。 <放課後等デイサービス>。 ・放課後等デイサービスをもっと増やしてほしい。定員に達しているところばかりで、なかなか利用できていない。 ・墨田区内に医療ケア児が受け入れ可能な児童発達支援や放課後等デイサービスが少なく、困ることが多い。 <将来(進学、就職など)>。 ・現在年中だが、年長の始まりにある就学相談をもっと早めることはできないか。 ・仕事をしているが、高校卒業後は帰宅時間も早くなり、仕事の時間も減らさなくてはならず、家計も苦しく、今から卒業後の事が心配。 <居場所>。 ・精神的な障害を持っていても、楽しく通えて集まれる場所など、心の傷をもっている自分が気軽に習い事のようなことができるお金がかからずに行けるような、孤立しないですむ場所がほしい。 ・大人の重度知的障害者も、広々した所をただ走る、歩く、飛び跳ねる、安全で、迷惑をかけるのではないかと気を遣わずに身体を動かせる場所があるといい。 <アンケート>。 ・アンケートの設問や回答項目では意向を反映出来るのが難しい回答設問が多い。 ・質問項目が多く、回答目安時間10〜15分と書いてあるが1時間以上かかった。 11ページ。 強度行動障害のある方。 障害者・障害児調査。問28、困っていること、不安に思うこと。(76ページ~)。 ・外出先でのパニック、トラブル対応で外出ができない。 ・自傷行為、苛立ちがあり、行動できない。夜間に眠ることができない。 ・施設などで他の利用者の行動に合わせるのが難しい。 医療的ケア児。 医療的ケア児調査。問31、ご意見やお困りごと。(156ページ~)。 ・重度の医療的ケア児を見ているため、安心して預けられる先がほとんどない。学校も付き添い、放課後デイにも預けられず、レスパイト入院は希望日程がなかなか通らない。在宅訪問レスパイトの時間数を増やしたい。 ・本格的な就学相談を早期に開始したい。医療的ケア児の就学に関する相談窓口を希望する。 ・介護者である親が病気になった時、身近に預けられるところがない。緊急時に慣れているところに預けられるととても安心できる。 高次脳機能障害のある方。 障害者・障害児調査。自由記述から。(106ページ~)。 ・小児の高次脳機能障害の相談場所がなかなかなく、情報収集に苦労しました。幼稚園、小学校、中学校、進学と就労と、悩みはこの先も続くので、区内で相談窓口やコミュニティがあれば良いと思います。 12ページ。 このページは白紙です。