裏表紙 知ってほしいな、きつおん のこと 言いたいことが頭に浮かんでいるのに、その言葉がスムーズに出せない症状を、「吃音」と言います。 主な症状に、連発、シンパツ、ナンパツ の3つがあります。 連発は、「きっ、きっ、きっ、きのうね」、のように、言葉の一部をくりかえします。 シンパツは、「きぃぃぃ、のうね」、のように、言葉の一部を伸ばすことです。 ナンパツは、「、、、 っきのうね」、のように、力が入り、つまって声が出づらくなります。 話し方ではなく、相手の話す内容に耳を傾けて、最後までゆっくり聞くことが大切なんだね と、話す「すみダック」のイラストがあります。 言葉を繰り返したり伸ばしたりして話すことは、本人の意思ではありません。このような話し方をからかわれると、自分の話し方に自信を失い、話す前に不安を感じて更に話しづらくなってしまう場合があります。また、吃音のある人は必ずしも焦っているわけではありません。「ゆっくり」「落ち着いて」などと、良かれと思って言ってしまいがちですが、このような声かけは効果がなかったり、プレッシャーになる場合もあります。 その他にもサポートが必要な人がいます! この冊子で紹介した障害のほかにも、高齢者、難病、妊娠中や子ども連れの人など、外見ではわからない困りごとを抱えている人、周囲の理解が得られにくい人など、いろいろなサポートを必要としている人がいます。 体調がすぐれないなど、困っている人を見かけたら、思いやりのある行動で接してください。 外見からは援助や配慮が必要なことがわかりにくい人のためのヘルプマーク 障害のある人が周りの人に手助けを求める墨田区のヘルプカード 障害の特性に合わせて配慮してほしい内容などを記載した墨田区のヘルプシール のイラストがあります。 編集・発行 墨田区 福祉保健部 障害者福祉課、墨田区吾妻橋1-23-20 電話:03-5608-6466、Fax:03-5608-6423 デザイン 株式会社 ドゥーアーバン 発行 令和7年2月