4ページ 耳が不自由な聴覚障害者の人を支える、マンガストーリーがあります。 耳が不自由な小学生の女の子が、ひとりで電車に乗っています。 「車両故障のため、この列車は次の駅で停車いたします。お乗り換えをお願いいたします」という車内放送が流れます。 電車が止まると、周りのひとたちが、「乗り換えよう」と、次々に電車から出ていきます。 女の子は、なぜみんなが電車から降りていくのか分からず、不安そうです。 「あれ? あの子、キョロキョロしてどうしたんだろう」と、乗客のひとりが心配そうに見ています。 そして、女の子が “耳がきこえません” という「耳マーク」を付けていることに気づきます。 「耳が聞こえなくて、アナウンスが分からないのかな? こんな時は、、、、、」と、スマホのメモアプリに、「いきなりごめんね。車両故障で、この電車は動きません。乗り換えてください」と書き、女の子にその画面を見せて伝えます。 「そうだったんだっ!」と、女の子はうれしそうに、お礼を言っています。