5ページ 4ページのつづきです。 耳が不自由な人。 聴覚障害 聴覚障害は、耳が聞こえない、または、耳が聞こえにくい障害です。「全く聞こえない」、「小さな音が聞こえない」、「聞こえても何の音かわからない」など、いろいろな聞こえ方の人がいます。 困るのはこんなこと ・聞こえないことは見た目ではわからないので、話しかけられたときに無視していると思われることもあって、悲しい思いをしているかもしれません。 ・大きな災害があったとき、サイレンや指示に気づかず、避難が遅れてしまうこともあります。 ・駅や乗り物などで急な放送があっても、聞こえず困るときがあります。4ページのマンガストーリーで解説しています。 ・文字や絵など見てわかるものがないと、まわりの様子を知ることが難しい人もいます。 基本のコミュニケーション方法 手話 手や身体の動き、口の形、表情で伝え合います。 筆談 ノートやスマホを使って、文字を書いて伝えます。 口話 口の動きを読み合います。口の動きがわかるようにはっきり話します。 それぞれのイラストがあります。 コミュニケーションとは、相手の人と、気持ちや感情を伝え合うことだよ! と、話す「すみダック」のイラストがあります。 手話をおぼえてみよう! 手話は、手や体の動きを使って目で見る言葉です。手や体の表現だけでなく、うれしい気持ちは笑顔で、悲しい気持ちはショボンとした表情など、感情を入れて伝えます。 手話で、 「こんにちは」と伝える場合は、向かい合わせた人差し指どうしで、おじぎをします  「ありがとう」と伝える場合は、手の甲から、反対の手をタテに上げます  「よろしくね」と伝える場合は、にぎりこぶしを鼻にあててから、手を開いて前に出します