6ページ 手や足が不自由な、肢体不自由の人を支える、マンガストーリーがあります。 車いすに乗った女の人が下り坂の手前で、「下り坂が急で、自分だけではおりられない。・・・ 」と、不安な様子です。 そこに、買い物帰りのお母さんと女の子の親子が通り掛かります。 「お母さん、あの車いすの人、どうしたのかな?」と、女の子がお母さんに話すと、「あら本当ね。どうしたのかしら。・・・」と、お母さんも車いすの女の人に気づき、「こんにちは。何かお困りですか?」と、声を掛けます。 「坂が急で。・・・ 後ろから、ゆっくり下ろしてくれますか」と、女の人がお願いすると、お母さんは、「分かりました」と快く引き受け、車いすの後ろに回ってハンドルを握りました。 女の人が、「ありがとうございます」と、お礼を言うと、お母さんは、「では、下ろしますね」と、女の人に合図して、後ろ向きで坂を下り、サポートします。 女の子は、「後ろ、だれもいないよー」と、車いすを支えながら後ろ向きで坂を下りる、お母さんのお手伝いをしています。