8ページ 目が不自由な視覚障害者の人を支える、マンガストーリーがあります。 白い杖を持ったおじいさんが、歩道でウロウロしています。 小学生の男の子がその様子を見て、「あのおじいさん、同じところをずっと行ったり来たりしてるなぁ」と、不思議に思い、「おじいさん。どうかしましたか?」と、声を掛けました。 「区役所に行きたいんだけど、道に迷ってしまったんだ。点字ブロックがわからなくなって。・・・」と、おじいさんが事情を話すと、男の子は、「すぐ近くです。ぼくが案内します。ぼくの肩につかまってください」と、自分からすすんで道案内をします。 おじいさんは、「本当かい? じゃあお願いするよ」と言って、男の子の道案内で区役所へ向かいました。 男の子が、「つきました。ここからまっすぐ歩いたら入り口です」と、区役所に着いたことを知らせます。 おじいさんは、「ありがとう!助かったよ」と感謝しました。 目の不自由な人は、外を歩くときに周りの人に気づかず、ぶつかってしまう場合もあるよ。白い杖は、周りの人に視覚障害であることを伝える役割もあるんだ と、話す「すみダック」のイラストがあります。