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【令和3年9月2日】区民福祉委員会による文書質問を行いました

ページID:862383451

更新日:2021年9月3日

 令和3年9月2日、区民福祉委員会は、新型コロナウイルス感染症対策に関する文書質問書を、区長に対して提出しました。これに対して、令和3年9月3日、次のとおり回答がありました。※掲載順は文書質問書提出順
 

文書質問及び回答

としま 剛 委員

テーマ:新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止について
    質問内容

所管部

1 質問  感染拡大が広がる中で、大規模なPCR検査で無症状感染者を把握、保護し、感染の伝播の鎖を断ち切ることが必要と考えます。この間の区の陽性率は都の平均より高くなっており、検査数が不足しています。少しでも具合が悪い、感染の心配がある人は、職場、学校、地域のどこでも気軽に検査を受けられる体制を早急に確立すべきです。区は、大規模検査の必要性、検査の抜本的拡充及び無症状感染者への対応について、どのように考えているのか、見解を伺います。 保健衛生担当
回答  第5波における新規陽性者の増加を受けて、国は職場における積極的な検査の促進について保健所の判断がなくても濃厚な接触の可能性のある者に検査を促すこととしています。また、医療機関においても都、および区から保健所を経由せずに受診患者から濃厚接触者であるとの訴えがあれば柔軟に行政検査を行う旨や指導を行っていただくことをお願いしています。公立学校については抗原簡易検査キットを活用することとなりました。これらの取り組みを通じて区民がPCR検査等を受けやすくなるようにし、拡充に努めています。無症状感染者へは通常の陽性者と同様の療養期間を設けて保健所で経過を追い、必要に応じて支援物資もご自宅へ届けています。
2 質問  保育園で感染拡大が広がり、小・中学校も再開されます。デルタ株の特性からも、子どもたちが集中する施設において、これまで以上に感染防止策を徹底することが必要です。保育園や幼稚園、学校で集中的、定期的な行政検査も実施するべきです。保育園などでの感染拡大の原因や現状を、どう見ているのか、どのような対策を講じていくのか、区の見解を伺います。 保健衛生担当
回答  保育園等ではマスクの着用が困難なケースが多く感染拡大のリスクとなっています。対策としては、保育所における感染対策ガイドライン等に立ち返るとともに、手指衛生や食事に際しての座席の位置、換気など指導していきます。教育現場での定期的な行政検査は現状で予定されていませんが、抗原簡易検査キットを配布することとなっており早期発見につなげていきます。
3 質問  ホームレスへのワクチン投与の方策について至急検討し、実施すべきと要求してきましたが、どのような検討を行い、どう対応されるのか、説明を求めます。 保健衛生担当
回答  厚生労働省策定の「接種の手引き」にも住民票に記載のない住所不定者の方に対して本人の同意を得たうえで接種を実施するよう記されています。本区では、支援団体と連携して接種勧奨を行っているほか、自立支援センター墨田寮等が実施しているパトロール時に接種チラシを配布するなど積極的に接種勧奨を進めています。
4 質問  ワクチンを接種していても感染するおそれがあり、基本的な予防対策が必要なことを周知するべきと考えますが、区の見解を伺います。 保健衛生担当
回答  区webページなどを通じ引き続き予防対策の周知を行います。

テーマ:医療体制のひっ迫を防ぐための対策について
質問内容 所管部
1 質問

 墨田区の陽性者の状況は8月23日時点で、入院中が56人、宿泊療養が86人となっており、特に自宅療養が411人にのぼっていることは深刻です。新型コロナ患者の対応は、症状の悪化が急激に進むという特性から、入院か宿泊療養を基本にして、受入れ態勢を早急に整えることが必要です。医療機関への財政支援を抜本的に拡充し、臨時の医療施設を設置するなど、医療体制の一層の強化を図ることや、宿泊療養施設を増やすとともに、医師や看護師を増員し、24時間の看護、診療、健康観察をできる体制を構築することを強く求めて、区の見解を伺います。

保健衛生担当
回答  第5波を受けて、区内の二次救急病院それぞれと協議し受け入れ病床の拡充を図っています。宿泊施設については都で順次受け入れ先を増やしています。都の運営するホテルでは状態が悪化した際に東京都による入院調整に区保健所を介することなく結び付くなどの利点があり、区としては引き続き都が運営するホテルを利用する方針です。
2 質問  やむを得ず自宅療養になった全ての人が、安心して療養できるような万全の支援策を講じることが必要です。医師による定期的な訪問診療や治療、保健師による毎日の声掛けや相談、パルスオキシメーターや酸素濃縮装置などの即時提供、温かい栄養のある食事の提供、家庭内での感染防止策の徹底などを図ることです。また、自宅療養者の症状が急変した場合の対策を確立することも求められますが、区の対応について伺います。 保健衛生担当
回答  自宅療養者に対しては患者さん一人ひとりに合わせHER-SYSを利用したり、直接電話で配布したパルスオキシメーターの値を含めて状態を確認し、必要に応じて往診医の受診を手配したり、診察の過程で処方があれば酸素濃縮器を手配するなど行っています。食事については都からの配送が遅れがちであった時期には区から配送するなど対応しました。家庭内の感染防止策については患者ご本人への聞き取りに際し部屋を分ける、食事を家族と時間的、空間的に分ける事などお伝えしています。自宅療養者の急変時には、救急隊が中等症2以上であれば病院を選定する、必要に応じて酸素ステーションへ搬送するなど対応しています。
3 質問  妊産婦がコロナに感染した場合の受入れ先及び看護が必要な子どもの受入れ先を確保するとともに、相談体制などを強化することを求め、区の見解を伺います。 保健衛生担当
回答  妊婦や小児が感染した場合の受け入れ先については、区内病院と協議し受け入れ病床を確保しています。
4 質問  希望する軽症患者が、抗体カクテル(ロナプリーブ)療法を受けられるような枠組みを確立すべきと考えます。それに必要な病床、宿泊療養施設の確保も含め、区の見解を伺います。 保健衛生担当
回答  ロナプリーブの投与については規定がありすべての希望する患者さんが投与を受けられるものではありませんが、投与可能な方のための病床についても区内の病院と協議のうえで確保しています。

渋田 ちしゅう 委員

テーマ:医療体制のひっ迫を防ぐための対策について
質問内容 所管部
1 質問  新型コロナウイルスワクチンの2回接種が完了した方が感染した場合は、重症化しない確率が高くなるということは自宅療養になるということです。
ひとり暮らしの単身世帯の方は、自宅で不安な自宅療養を続けることになる。
区内には、観光客等の激減により、経営が苦しくなっているホテルがあるので、経済対策を兼ねて、これらの協力をしていただけるホテルに対して、区の予算(財政調整交付金等)を活用し、宿泊療養体制を区独自で先行的に行ってはどうか。その場合、担当看護師等の人件費も区が負担するなど、区でできることは率先して区で行う宿泊療養の「すみだモデル」を行う考えはないでしょうか。区の考えを伺う。
保健衛生担当
回答  自宅療養者の方にはそれぞれのご事情に合わせてHER-SYSを用いたり、保健所から架電して健康観察を行います。特に電話での健康観察では、ご不安にも寄り添っていきます。
都が運営する宿泊療養施設の特徴として、状態が悪化した場合に区保健所を介さず都の入院調整につながる点があります。このため現時点では区独自で療養目的の宿泊施設を開設する予定はありません。

高橋 正利 委員

テーマ:新型コロナウイルス感染症の拡大防止について

質問内容

所管部
1 質問

 東京都が設置した酸素ステーションへ患者を移動する場合の体制整備は、どのように考えているのか。

保健衛生担当
回答  酸素ステーションへの移送は主に救急車によって行われます。(酸素ステーションには患者本人が救急要請したケースで、かつ救急隊がステーションへの搬送が必要と判断した場合のみに限られるため)
2 質問  9月末でワクチンの集団接種会場の予約を終了する予定だが、接種を希望する方の体制は万全なのか。10月からの接種体制と区民への情報提供について伺う。 保健衛生担当
回答  ファイザー製ワクチンの供給減により区接種会場を集約化しているものの、区民はスカイツリー会場等のモデルナ接種をはじめ、国・都の大規模接種会場や職域接種も活用し、8月に入っても1週間あたり約21,000回接種を受けています。この状況が継続すれば9月末には希望される区民の80%以上の方が2回目の接種が完了する見込みですので、計画通り、9月30日をもって、集団接種を終了します。10月以降については、引き続きファイザーやモデルナのワクチンの供給を受け、2次救急病院をはじめとする個別接種会場で接種を継続します。これらの情報については、9月議会区民福祉委員会で接種状況を報告後、区お知らせ特集号(全戸配布)及び区HP等で周知します。

テーマ:医療体制のひっ迫を防ぐための対策について
質問内容 所管部
1 質問

 宿泊療養施設が臨時の医療施設と認められ、抗体カクテル療法も実施できると聞きました。墨田区として、どこかのホテルを準備する考えはあるのか。
区内感染状況の実態も踏まえ、必要であれば活用すべきと考えるが見解を伺う。

保健衛生担当
回答  現時点では抗体カクテル療法を行う施設として区内病院の病床を確保しており、区内ホテルでの投与について現状計画はありません。ホテルでの抗体カクテル療法の実施も含め、現在、東京都でモデル事業を開始したところであり、それらの結果を受けて方針を決定していきます。
2 質問  江東区等では、妊婦に対して予約枠を設けて、条件付きでワクチン接種を推奨している。墨田区としては、どのように取り組むつもりなのか。 保健衛生担当
回答  未接種の妊婦で接種を希望される場合、区コロナワクチンコールセンターにご連絡いただければ、ファイザー製ワクチンの基本型接種施設である同愛記念病院や中林病院をご紹介する取り組みを行っています。

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