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更新日:2021年6月22日
墨田区議会では、墨田区議会基本条例第15条第3項の規定に基づき、令和3年度の特別委員会の運営に関する方針を定めました。
今後は、この運営方針に基づき活発な委員会活動を行っていきます。
災害対策特別委員会
1 調査の目的
防災対策、不燃化及び耐震化の促進並びに災害復興対策に関する諸問題について、総合的に調査し対策を検討する。
2 調査のテーマ及びその内容
【テーマ】
災害対応力の向上を図る。
【内 容】
今後、高い確率で発生が予想されている首都直下地震や南海トラフ地震、いまだ頻発する東日本大震災の余震、集中豪雨・大型台風による風水害などへの対策は、本区にとって最重要かつ恒久的な課題となっている。
国においては、令和3年5月に、高齢者ら災害時要配慮者の避難支援策を盛り込んだ改正災害対策基本法を施行するとともに、水害からの広域避難に関する基本的な考え方が示されている。さらには、災害情報共有システム「SIP4D」の開発といった情報技術の活用推進など、多角的な防災対策の構築が進められている。
本委員会では、こうした国等の動きを踏まえ、適宜、区の防災対策等に係る報告を求めるとともに、大規模水害に対する抜本的対策の検討や、前年度の活動報告において、「議会BCPについては、来年度以降、見直しを行っていくこととされている」ことも踏まえ、必要最小限の見直しについて検討する。
3 調査期間及びスケジュール
日程 | 内容 |
---|---|
令和3年7月 | ・区の防災対策等に係る報告の聴取・質疑・意見交換 |
令和3年10月 | ・議会BCPの必要最小限の見直しについて意見交換・改定案の検討 |
※ 適宜、区の防災対策等に係る報告を求めるほか、災害の発生等、必要に応じて随時委員会を開会していく。 | |
令和4年3月 | 委員会活動報告を作成 |
町会・自治会振興特別委員会
1 調査の目的
町会・自治会の加入促進及び活動活性化に関する諸問題について、総合的に調査し対策を検討する。
2 調査のテーマ及びその内容
【テーマ】
「すみだ」の地域力を担う町会・自治会に対して実効性ある支援策を
【内 容】
「すみだ」の地域力を担う町会・自治会は、現下のコロナ禍において活動が大きく制限されるなど、その在り方が大きく問われている。
そこで、本委員会では、昨年度に引き続きより多くの区民等の意見を聴き、町会・自治会が抱える課題・論点を整理した上で、区としてどのように町会・自治会を位置付けていくのか、また任意団体たる地縁団体に対して、どこまでの支援が適正であるのか見極めていく。その上で、墨田区協治(ガバナンス)推進条例、墨田区集合住宅条例等に基づく支援の実施可能性について議論し、必要があれば既存の条例の見直しや、さらには町会・自治会振興に関する条例制定の検討も視野に入れ、実効性ある支援策の構築を目指し調査を進めていくこととする。
3 調査期間及びスケジュール
日程 |
内容 | |
---|---|---|
令和3年7月 | ・昨年度の振り返りと国・地方の動向について |
|
令和3年10月 |
<条例案を提出する場合> 条例案の作成・パブリック・コメント2月議会に提出 |
<執行機関への提言・報告書等を作成する場合> |
令和4年3月 |
委員会活動報告を作成 |
町会・自治会振興特別委員会 令和3年度運営方針(PDF:20KB)
ひきこもり対策特別委員会
1 調査の目的
ひきこもりに関する諸問題について、総合的に調査し対策を検討する。
2 調査のテーマ及びその内容
【テーマ】
“ひきこもり”に対する適切な支援の在り方を見いだす
【内 容】
新型コロナウイルス感染症の感染拡大の影響により、外出が抑制される特殊な社会環境の下、“ひきこもり”はより潜在的に、更に拡大する可能性が示唆されている。
本委員会では、今年度予定されている墨田区地域福祉計画の改定において、地域共生社会の実現に向けた包括的支援体制の構築など、改正社会福祉法の趣旨を踏まえた大きな制度設計が行われることを踏まえ、“ひきこもり”に対する適切な支援の在り方について調査・検討し、区に対する提言等の取りまとめを目指すこととする。
3 調査期間及びスケジュール
日程 | 内容 |
---|---|
令和3年7月 | 昨年度の振り返りと今後のスケジュールについて |
令和3年9月 | ひきこもりに関する調査 |
令和4年2月 | 2月議会において委員会調査報告 |
ひきこもり対策特別委員会 令和3年度運営方針(PDF:12KB)
墨田区基本計画調査特別委員会
1 調査の目的
墨田区基本計画の改定に関する諸問題について、調査し対策を検討する。
2 調査のテーマ及びその内容
【テーマ】
コロナ後の「すみだ」の将来像を描く
【内 容】
墨田区基本計画の中間改定に向けた短期集中的な審議・調査活動を通じて、コロナ後の「すみだ」の将来像を描いていく。
なお、効率的な審議・調査活動に資するため、委員会審議に発言時間制を導入するほか、これまで以上に創意工夫を凝らした委員会運営を展開していく。
3 調査期間及びスケジュール
日程 | 内容 |
---|---|
令和3年6月から | ※1回開会 |
令和3年9月から | ※2回開会 |
令和3年11月から | ※3回開会 |
令和4年2月から | ※1回開会 |
2月議会最終日 | ・委員会調査報告 |
墨田区基本計画調査特別委員会 令和3年度運営方針(PDF:12KB)
議会改革特別委員会
1 調査の目的
墨田区議会基本条例の運用その他議会改革に関する諸問題について、総合的に調査し対策を検討する。
2 調査のテーマ及びその内容
【テーマ】
議会改革PDCAサイクルの構築に向けて
【内 容】
墨田区議会基本条例の基本理念である「開かれた議会」及び「議会活動の活性化」を実現するため、「墨田区議会基本条例の制定に関する報告書」(平成31年3月6日)における今期(第19期)への引継事項である「墨田区議会基本条例の運用に係る検討課題」(その後、追加されたものを含む。)の内、優先度C2に区分している7課題及び昨年度からの継続となっている4課題について調査・検討を行う。政治倫理条例の策定など比較的大きな課題は残っているものの、これをもって全44課題に及ぶ検討課題の大部分について一定の結論を得ることとなる。
来年度、実施予定の「条例の見直し」は、本区議会における議会改革のひとつの到達点である「議会PDCAサイクルの構築」に向けた重要な第一歩である。今年度はその土台造りのため、来年度へ課題を持ち越すことのないよう積極的かつ着実に課題整理を進めていく。
3 調査期間及びスケジュール
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このページは区議会事務局が担当しています。