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すみだ区報(墨田区のお知らせ「すみだ」) 2018年8月1日号

墨田区長 山本 亨

 7月上旬、西日本を中心とした広い範囲で記録的な豪雨となり、土砂災害等による甚大な被害が発生しました。犠牲になられた方々のご冥福をお祈り申し上げますとともに、被災された皆様に心からお見舞いを申し上げます。
 この災害の発生により、水防訓練や日頃の備蓄などの重要性を再認識しました。
 区では、想定し得る最大規模の洪水による浸水想定区域等を掲載した「墨田区水害ハザードマップ」を作成し、6月に全戸配付しました。この機会に、自宅周辺の浸水の深さや避難場所、備蓄品等の確認をお願いします。
 また、6月30日に、区と消防署や消防団、災害時支援ボランティア等と合同で実施した水防訓練は実践的な内容で、参加した皆さんの統制のとれた動きを拝見し頼もしく思いました。
 さて、子どもたちが夏休みの今、家族で共に過ごす時間や地域の催しに参加する機会も多いと思います。様々な年代の人と接し、多様な価値観に触れられるこうした場は、相手を思いやる気持ちやコミュニケーションの取り方など、子どもたちが社会性を身に付ける良い機会です。また、地域の行事等を通して大人同士の交流も生まれ、地域コミュニティの形成につながります。昨今、子どもが犠牲になる痛ましい事件が相次いでいますが、良好なコミュニティが形成されていれば、子どもの変化や不審者等に気付きやすくなり、地域の防犯力も高まります。加えて、水害や地震など災害時に必要となる「共助」の面でも地域のつながりを密にしておくことは大切です。
 今年の夏は、盆踊りやラジオ体操など、地域の行事や活動にぜひ参加し、交流の輪を広げていただければと思います。

荒川河川敷で行われた合同水防訓練では、皆さん緊張感を持って訓練に臨んでいました。

荒川河川敷で行われた合同水防訓練では、皆さん緊張感を持って訓練に臨んでいました。

このページは広報広聴担当が担当しています。