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すみだ区報(墨田区のお知らせ「すみだ」) 2019年2月11日号

すみだ北斎美術館に収蔵されている北斎の名品をご紹介します。


 北斎は、ものを描くには3種類の方法があると考えていました。書道にもある(しん)(ぎょう)(そう)です。規則どおりに描く「真」、普通に描く「行」、規則から外れても味わいがあるように描く「草」。北斎は絵の用途に応じて真行草を描き分けました。例えば本作の猫はどうでしょう。獲物をじっと見上げている猫がいます。北斎は猫といえばこうあるべきという姿を「真」として描きました。また、丸まって眠っている姿を「行」として描いています。それでは、北斎が考える、猫らしい味わいのある「草」の姿とは、どのような猫なのでしょうか。今回の作品は、4月7日まで「北斎アニマルズ」展で展示しますので、直接美術館でお確かめください。

 動物は、いつの時代も絵画には欠かせないモチーフのひとつです。北斎も多様な手法で動物を描きました。本展では、北斎や門人が描いた様々な動物を紹介しています。北斎ファンはもちろん、動物や昆虫好きの方にも楽しんでいただける内容ですので、ぜひ、ご観覧ください。
[とき]4月7日(日曜日)までの午前9時半から午後5時半まで
*入館は午後5時まで
*休館日を除く
[ところ]すみだ北斎美術館(亀沢二丁目7番2号)
[入館料]

  • 一般=1,000円
  • 高校生・大学生・65歳以上の方=700円
  • 中学生・障害のある方=300円

*団体・前売券割引あり
[申込み]期間中、直接会場へ
*詳細は、すみだ北斎美術館のホームページを参照



すみだ 北斎美術館

[問合せ]文化芸術振興課文化芸術・国際担当 電話:03-5608-6115 http://hokusai-museum.jp

このページは広報広聴担当が担当しています。