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すみだ区報(墨田区のお知らせ「すみだ」) 2019年2月21日号

 平成31年第1回区議会定例会において、山本区長が31年度の区政運営の基本的な考え方を示す、施政方針説明を行いました。こちらでは、その要旨をお伝えします。
[問合せ]政策担当 電話:03-5608-6231

  • 基本計画に掲げる「すみだの“夢”実現プロジェクト」の取組の、より一層の進捗を図る
  • 東京2020オリンピック・パラリンピックを契機として、“すみだ”らしい共に支え合う社会の実現に向けた施策展開を図る
  • これまで以上に不断の行財政改革に取り組む

1 子ども・子育て支援を充実させ、笑顔があふれるまちづくり

子ども・子育て支援が徹底整備されたまちづくり
 「子どもを安心して産み育てられる環境整備」では、妊娠期から子育て期にわたる切れ目のない支援として、新たに産後ケア事業や新生児聴覚検査費用の一部助成による周産期母子サポート体制を推進します。

知・徳・体の充実を図る教育による将来のすみだを担うひとづくり
 「安全・安心な学校施設の整備」では、教育環境や避難所施設としての環境向上に向け、中学校全校の学校屋内運動場への空調設備の設置を進めます。

緑豊かな公園など、子育てしやすい住環境づくり
 「子育てに寄り添う住環境の整備」では、子育て世帯の定住促進を行うとともに、公園・児童遊園の再整備や遊具の設置等により、子育てしやすい環境を整備します。

2 地域力日本一の、住んでいてよかったまちづくり

災害に強い安全・安心なまちづくり
 児童の安全確保の観点から、区内の通学路に面しているコンクリートブロック塀等の撤去費用を助成します。

誰もが安心して暮らし続けられるまちづくり
 「健康寿命の延伸」に向けた取組では、新たに受動喫煙防止策の一環として禁煙治療費の補助等を実施するほか、胃がん検診に、内視鏡検査を導入します。

地域力を高めるコミュニティとひとづくり
 「地域をつなぐ・地域を守る取組」では、すみだの力応援助成などの事業展開により、引き続き、地域力を高め、協治(ガバナンス)によるまちづくりを進めていきます。

新たなビジネスが生まれ、活発な交流が進むまちづくり
 「事業承継の支援」では、事業承継の相談窓口をすみだビジネスサポートセンターへ一本化し、事業承継に係る資金の融資制度を設けるほか、事業継続に向けた環境改善を図るための融資制度を創設します。

ワーク・ライフ・バランスを実現し、女性も男性も輝き、活躍できるまちづくり
 「女性も男性も活躍できるまちづくり」では、男女共同参画のさらなる推進や、ワーク・ライフ・バランスの普及啓発に努めます。

夢をかなえたい若者や、元気な高齢者・障害者が活躍できるまちづくり
 「働きたい人が就労できる環境整備」では、女性・若者を含めた相談事業の充実や、ハローワークとの連携による、雇用促進・就労支援を推進します。

誰もが安心してまち歩きを楽しめる国際的なまちづくり
 「水辺を活用した魅力の向上」では、隅田公園や周辺道路の整備、小梅橋架替えなどの北十間川・隅田公園観光回遊路の整備や、両国リバーセンタープロジェクトの実施などにより、魅力ある水辺空間を創出していきます。

観光とものづくりが融合したまちづくり
 「ものづくり観光の推進」では、地域ブランド戦略の再構築を行い、3M運動とともに、すみだの優れたものづくり技術と、その魅力の区内外への発信を強化します。

“おもてなしの心”を育むまち・ひとづくり
 東京2020オリンピック・パラリンピックにおける「区独自ボランティア」の育成や、心のバリアフリー推進等に取り組みます。

まちへの愛着、誇りを育むまちづくり
 「新たな魅力の創造」では、文花地区への千葉大学の誘致に向けた準備として、旧すみだ中小企業センターの改修工事を行うほか、(仮称)i専門職大学の開学を見据えて、大学のあるまちづくりに取り組んでいきます。

区外からの共感や憧れを生むまちづくり
 「戦略的な魅力の発信」では、地域と連携した“すみだ”の魅力を発信する冊子の発行や、ウェブサイトによるシティプロモーションを行います。

シティプロモーションを担うひとづくり
 「協働によるまちづくりの推進」では、地域の課題を自主的・自立的に解決していくための「地域力向上プラットフォーム」の構築等を行っていきます。

大会に向けたインフラ整備
 「競技会場周辺等のインフラ整備」の取組として、無電柱化やバリアフリー化も合わせた道路景観整備や、地点名標識の英語表記の改善などを進めます。

大会に向けた気運醸成
 「区内開催競技等を()かした取組」では、ボクシングキャラクター“あしたのジョー”を活用して気運醸成を図ります。

大会後のレガシーにつながる取組
 「大会を契機としたスポーツ・文化・教育の振興」として、ボランティア活動の推進、障害者アートの振興などに取り組みます。

 “すみだの夢”実現に向けて、基本計画に掲げた施策を効果的・効率的に推進していくため、これまで以上に不断の行財政改革に取り組みます。
 31年度は「財政白書」の策定により区財政の可視化を図り、行政として担うべき業務の「選択と集中」を進め、事務事業の見直しや業務改善の取組を通じて、持続可能な財政基盤の確立と簡素で効率的な行政システムの構築を進めます。

このページは広報広聴担当が担当しています。