このページの先頭です
このページの本文へ移動
  1. 現在のページ
  2. トップページ
  3. すみだ区報
  4. 2019年4月1日号
本文ここから

すみだ区報(墨田区のお知らせ「すみだ」) 2019年4月1日号

墨田区長 山本 亨

 先日、区内の事業者の皆さんを対象に、外国人観光客への対応、いわゆるインバウンド対策についてのフォーラムを開催しました。ラグビーワールドカップや東京2020オリンピック・パラリンピックなどのイベントを控え、本区を訪れる外国人観光客は、今後さらに増えていく見込みです。外国人観光客のニーズを把握し、満足度を高める取組の推進は、地域経済の活性化を図る上で大変重要です。
 本区には、様々な観光資源がありますが、郷土の偉人として世界に誇れる存在であるのが葛飾 北斎です。西洋の芸術にも多大な影響を与えた北斎は、アメリカの雑誌「ライフ」の「この1000年間で最も重要な業績を残した世界の人物100人」に、日本人でただ一人選ばれました。今年は北斎没後170年の節目に当たることから、その作品に改めて注目が集まっており、今年度中にはパスポートのデザインに代表作「冨嶽三十六景」が登場する予定です。
 本区では、北斎没後170年にちなみ、友好都市である長野県小布施町の北斎館とすみだ北斎美術館との交流企画展を秋に開催します。また、北斎通りにPRフラッグを掲げるシティドレッシングでまちを盛り上げます。さらに、姉妹区である台東区との文化交流事業として、北斎をテーマに川柳を募集し、作品展やまち歩きを行う「北斎×川柳プロモーション」を展開していきます。
 北斎の魅力、奥深さをこれまで以上に積極的に発信することで、より多くの人に、北斎を育んだまち、すみだを訪れてもらい、まち歩きを楽しんでいただきたいと思います。

インバウンド実践フォーラムでは、区内の事業者の皆さんが、インバウンド対策に大切な視点や実践のコツを学びました。

このページは広報広聴担当が担当しています。