最近は、改元に関する手口など、特殊詐欺の手口が多様化しているだけでなく、現金の有無等を確認するアポ電のあとに強盗に押し入るなどの凶悪な事案も発生しています。
平成30年、区内におけるオレオレ詐欺や還付金詐欺等の特殊詐欺の被害は80件、1億7,295万円に上りました。「私は大丈夫」と油断せず、日頃から対応方法を確認しておきましょう。
[問合せ]安全支援課安全支援係 電話:03-5608-6199
- 本所警察署 電話:03-5637-0110
- 向島警察署 電話:03-3616-0110
- 消費者ホットライン 電話:188
全国銀行協会を装って、「改元による銀行法の改正に伴い、キャッシュカードを不正操作防止用カードへ変更する手続が必要です」という書類を送り付け、「同封のキャッシュカード変更申込書に、取引金融機関、口座番号、暗証番号を記載し、現在お使いのキャッシュカードとともに返送してください」などと指示してきます。
絶対に返送せず、通報しましょう
全国銀行協会職員や銀行員が、暗証番号を尋ねることは絶対にありません。
犯人はまず、親族や警察官、消防署員、銀行員、区役所職員等を名乗り、「今どれくらいの現金等を持っているか」「一人暮らしか」などを確認する電話(アポ電)をかけてきます。その後、犯人が自宅を訪れ、暴行または脅迫のうえ現金等を強奪していきます。
留守番電話機能を活用しましょう
固定電話は在宅時も留守番電話に設定し、電話に直接出ることは避け、内容をよく確認してから、かけ直しましょう。
自動通話録音機を活用しましょう
呼び出し音が鳴る前に、相手に詐欺防止メッセージを伝え、通話内容を自動で録音します。区内在住でおおむね65歳以上の方に、無料で貸し出しています。
[申込先]
- 安全支援課安全支援係 電話:03-5608-6199
- 本所警察署 電話:03-5637-0110(内線2612)
- 向島警察署 電話:03-3616-0110(内線2162)
区内在住の80代女性が、被害に遭った経験を話してくれました。皆さん、くれぐれも気を付けましょう!
昨年の秋、「会社の書類の送り先を間違えた。このままだと迷惑がかかるので、至急お金を都合してほしい。」という息子を
私自身、詐欺には騙されない自信があったのですが、たまたま他の用事で頭が一杯だったこともあり、正しい判断ができず、大切な生活資金を失ってしまいました。本当に悔やんでも悔やみきれません。
この一件の後、毎日数回の不審な電話が続き、恐怖心を抱いていましたが、自動通話録音機を電話に取り付けたら、不審な電話を受けることがなくなり、大変助かっています。
特殊詐欺は、誰が被害に遭ってもおかしくありません。少しでも不安を感じた時は勇気を出して警察等に相談してください。
区内で発生した犯罪や災害等の情報を、スマートフォンやパソコン等のメールアドレスに配信しています。ご自身やご家族の安全対策としてご活用ください。
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