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すみだ区報(墨田区のお知らせ「すみだ」) 2019年5月11日号

すみだ北斎美術館に収蔵されている北斎の名品をご紹介します。


 墨田区には、江戸時代から現代まで、ものづくりを(なり)(わい)とする職人が多く暮らしています。本所で生まれ育った北斎の絵にも、当時の職人たちの働きぶりがよく描かれています。
 今回の作品、「冨嶽三十六景 尾州不二見原」にも、大きな桶を作っている職人が生き生きと描かれています。「桶屋の不二」という愛称で呼ばれ人気があるこの作品は、大きな丸(桶)の中に小さな三角形(富士山)が描かれている構図の面白さもさることながら、「何に使うのだろうか?」「この桶屋はどこにあるのだろうか?」といった疑問を今でも抱かせてくれる作品です。この作品は、企画展「北斎のなりわい大図鑑」展の前期(5月19日まで)のみの展示となります。展示期間はあとわずかですので、この機会にぜひ、ご覧ください。

 現在、すみだ北斎美術館では、「常設展プラス」を開催しています。この「常設展プラス」では、従来の常設展に加え、企画展が開催されていない期間にも、オリジナル作品をご鑑賞いただけます。
 「北斎漫画」などの貴重書や、「隅田川両岸景色図巻(複製画)」の絵巻を7mに広げた状態で展示しています。この機会にぜひ、ご来場ください。
[ところ]すみだ北斎美術館(亀沢二丁目7番2号)
[とき]6月9日(日曜日)までの午前9時半から午後5時半まで
*入館は午後5時まで
*休館日を除く
[入館料]

  • 一般=700円
  • 高校生・大学生・65歳以上の方=600円
  • 中学生・障害のある方=200円

*団体割引あり
*観覧日当日に限り、同観覧券で常設展にも入場可能
*詳細は、すみだ北斎美術館のホームページを参照
[問合せ]すみだ北斎美術館 電話:03-6658-8936



すみだ 北斎美術館

[問合せ]文化芸術振興課文化芸術・国際担当 電話:03-5608-6115 http://hokusai-museum.jp

このページは広報広聴担当が担当しています。