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すみだ区報(墨田区のお知らせ「すみだ」) 2019年9月1日号

墨田区長 山本 亨

 区には現在、1万2,000人を超える外国人の方が居住し、人口に占める割合も増加傾向にあることに加え、国籍の多様化も見られています。また、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会まで、いよいよ1年を切り、連日多くの外国人観光客が本区を訪れています。
 このようにグローバル化が進む中、区では、国際社会で活躍できる人材を育成するため、平成29年度から中学生海外派遣事業を行っています。
 この事業は、中学生が海外で学校活動やホームステイなどを体験し、異なる文化や生活習慣等に触れることで視野を広げ、表現力や英語力等の向上につなげることを目的としています。また、海外から日本を見ることは、自分たちの国や住んでいる地域を新たな視点から見つめ直すことにもなります。
 今年度も、全10校の区立中学校から2年生の男女1人ずつ、計20人がオーストラリアへの派遣生となり、7月28日に出発式が行われました。ご家族や友達が見守る中、派遣生の皆さんが抱負や意気込みを英語でスピーチする姿に私も感動するとともに、大変誇らしく感じました。
 10日間の全課程を終え、帰国した生徒の皆さんは、自信を深め、大きく成長したことでしょう。海外派遣で見聞きした貴重な経験を()かし、それぞれの夢の実現に向かって、さらに努力を積み重ねていただきたいと思います。
 来年度からは小学校5年生・6年生で教科としての英語の授業が始まります。
 すみだの子どもたちが、豊かな国際感覚とコミュニケーション力を身に付け、将来、グローバル社会で活躍することを強く願っています。

7月28日、中学生海外派遣出発式にて派遣生の皆さんと

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