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すみだを愛し、すみだで活躍する人をリレー形式で紹介する「つながる すみだ人」。お話を伺った方に次の方を紹介していただき、すみだを愛する人をつないでいきます。第16回は、すみだで生まれ育ち、現在は文花にあるミツワ交通 株式会社で代表取締役専務を務めている藤本 喜仙さんです。多忙な業務の
藤本 喜仙さん（八広在住）
個人としては、「少しでも地域と警察の皆さんのお役に立てるように」との思いから、今年の6月から向島警察署協議会の委員を務めています。この協議会では、警察の方から交通安全運動など現在重点的に取り組んでいる業務について情報提供をいただくだけでなく、反対に地域の人間として何か気が付くことがあれば具申をするなどして、警察と地域住民との懸け橋として活動しています。また、会社全体としては清掃活動に力を入れています。これは、警察署が主体となる春と秋の全国交通安全運動の一環で、押上駅や錦糸町駅北口での清掃活動や交通安全の呼び掛けに取り組んでいます。
私は、先代から受け継がれてきた「社会貢献」と「自然との共生」という2つの精神を大事にしています。タクシー会社は24時間365日稼働していて、夜中に会社に駆け付けなければならないこともあるなど、多忙な毎日を送ってはいますが、「地域の方のために何かできることがあれば、役に立ちたい」という気持ちは常に持っています。また、車を扱っているという職業柄、警察署との連携が欠かせないということもあり、向島警察署の方から協議会の委員のお話をいただいたときは「ぜひ協力したい」と思い拝命しました。
この八広・文花周辺もそうですが、すみだには外国の方が非常に多く訪れるようになりましたよね。訪れる方に「すみだっていいところだな」と思ってもらいたいので、せめてゴミ拾いをすることで美しいまちを保ちたいと思い、社員の協力を得て清掃活動を続けています。会社の前に植栽を設けているのですが、これも「道を通る方が少しでも気持ちよくなればいいな」という思いで、みんなでしっかりと手入れをするよう心掛けています。
ミツワ交通 株式会社の社屋前にある手入れされた植栽とベンチ
生まれてからこれまでずっと、すみだで暮らしてきました。父親も「なんだかんだ言ってここが一番いいよな」と常々言っていましたが、最近になってやっぱりそのとおりだな、としみじみ思います。交通の便や治安もいいけれど、何より人情味にあふれる人が多いところがいいですよね。今はなかなか遠慮しがちな世の中ですが、すみだならお願い事もしやすい。相手もできる限りそれに応えてくれますから。人との縁や付き合いを大切にする人が多いこのまちが好きですし、これからもずっとここで暮らしていきたいと思います。
八広で精肉店を営む渡邊 行洋さんです。渡邊さんは、中学校のPTA会長を務めた経験もあるなど、地域に貢献されています。
［問合せ］広報広聴担当 電話：03-5608-6223
今月の1枚
「子育て中」
【撮影】大塚 康彦さん
写真を随時募集しています。詳細は区ホームページをご覧ください。
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