「ATMで操作すれば、お金が戻ってきますよ」
そんな甘い言葉と巧みな話術でお金をだまし取ろうとする還付金詐欺をはじめとして、オレオレ詐欺や詐欺盗等、特殊詐欺の被害が後を絶ちません。昨年の区内における特殊詐欺の認知件数は64件、被害額は約1億4,312万円に上りました。
最近は、新型コロナウイルス感染症の拡大に便乗した犯罪も発生しています。詐欺の手口を知り、決してだまされないように日頃からの対応策を確認しておきましょう。
[問合せ]安全支援課安全支援係 電話:03-5608-6199
特に知っておきたい特殊詐欺は主に3つ。それぞれの特徴を覚えておきましょう。
区役所や税務署等の職員を名乗り、医療費や税金、保険料等について、「還付金があるので手続してください」などと電話をかけてきて、ATMに誘導し、操作させ、犯人の口座に送金させる手口です。
親族や警察官、弁護士等を名乗り、電話をかけてきて、親族が起こした事件・事故に関する示談金等を名目に、金銭等を振り込ませたり、手渡しさせたりする手口です。
警察官や銀行員等を名乗り、「キャッシュカードが不正に利用されているので使えなくする」等という電話の後に自宅を訪れ、カードや暗証番号を書いたメモ等を封筒に入れさせ、隙を見てその封筒をすり替えて盗む手口です。
特殊詐欺の被害に遭わないための5か条です。ご家族にも伝えておきましょう。
一 絶対に暗証番号を教えない
二 キャッシュカードを渡さない
三 自動通話録音機を活用する
着信時に自動で警告音声を流し、内容を録音します。詳細は問合せ先へ。
*警備会社への緊急通報システムとの併用は不可
四 家族との合言葉を決める
五 常に留守番電話を設定する
- 本所警察署 電話:03-5637-0110
- 向島警察署 電話:03-3616-0110
- 消費者ホットライン 電話:188
新型コロナウイルス感染症の影響により、生活資金にお困りの方を対象とした緊急小口資金・総合支援資金の特例貸付けを、無利子で行っています。
対象 休業等により収入が減少し、緊急かつ一時的な生活維持のための貸付けを必要とする世帯
貸付額 20万円以内(一括交付)
償還期間 2年以内(均等月賦償還)
対象 失業等により生活に困窮し、日常生活の維持が困難になっている世帯
貸付限度額
- 単身世帯=月額15万円以内
- 2人以上世帯=月額20万円以内
償還期間 10年以内(均等月賦償還)
必要書類や制度の詳細については、区ホームページをご参照ください。
申込み・問合せ 墨田区社会福祉協議会 電話:03-3614-3902
*受け付けは月曜日から金曜日までの午前9時から午後5時まで