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すみだ区報(墨田区のお知らせ「すみだ」) 2020年5月11日号

 区では2010年度から「ものづくりのまち すみだ」のブランド価値を高める優れた商品や飲食店メニューを「すみだモダン」として認証してきました。
 今回、2020年という節目の年に、これまで認証を受けた137点の商品の中から、すみだらしさを特に体現している商品を「ベストオブすみだモダン」として13点、またその中でもとりわけ象徴的なものを「ザ・ベスト」として1点選定しましたのでご紹介します。今後も、すみだのものづくりにぜひ、ご期待ください。
[問合せ]産業振興課産業振興担当 電話:03-5608-6188

*以下の商品説明は、すみだ地域ブランド推進協議会による講評を引用して記載しています。

The BestSumidaModern

 革の端材などを活用する発想力、38のパーツを縫い合わせ滑らかな表面に仕上げる歴史に裏打ちされた高い技術力、そして斬新で美しい商品にまとめるデザイン力など、すみだのものづくりの魅力が凝縮された逸品。今日求められている持続可能な産業と社会の実現といった課題に対して、端材活用というかたちで粋に提案している点もすみだらしい。
株式会社 ヒロカワ製靴(堤通一丁目12番11号) 電話:03-3610-3737(マップ(7))

 盆栽のために考え抜かれたこの道具には洗練された機能美があり、時代や国を超えた普遍的な価値がある。日々改良を続ける職人による繊細な手仕事は、ものづくりのまち・すみだの魂を具現しており、その魅力は海外でも高く評価されている。
根岸産業 有限会社(堤通一丁目17番30号) 電話:03-3611-2959(マップ(1))

 厳選された銘木から手作業で丁寧に製作される究極の日用道具。おいしいものをよりおいしく味わって欲しいという思いが機能的で美しいかたちに結実しており、日用品を生産するすみだのものづくりへのこだわりが伝わってくる。
有限会社 大黒屋(東向島二丁目3番6号) 電話:03-3611-0163(マップ(2))

 伝統的な神輿(みこし)(かざり)の金具を製造する鏨の技術と江戸時代から伝わる意匠を、名刺入れという現代の製品に昇華。手作業で丁寧に彫り込まれた文様の見事さは、すみだのものづくりの伝統と質の高さを見る者や手にする者に語りかける。
有限会社 塩澤製作所(石原一丁目41番15号) 電話:03-3621-7983(マップ(3))

 手植えブラシと建築の組子細工という2つの伝統技術が融合したブラシは、歴史あるものづくりのまち・すみだならではの製品。そのたたずまいはインテリア性も高く、現代のライフスタイルにも自然に調和する。
株式会社 宇野刷毛ブラシ製作所(向島三丁目1番5号) 電話:03-3622-9078(マップ(4))

 墨田区を始め下町を代表する産品である江戸切子を巧みにデザイン。日本独自の加工技法と伝統文様を用いながら、現代の暮らしに美しい風景を創り出すこの製品には、暮らしを見つめ続けてきたすみだのものづくりならではの心配りがある。
有限会社 ヒロタグラスクラフト(太平二丁目10番9号) 電話:03-3623-4148(マップ(5))

 台湾のデザイナーとのコラボレーションから生まれた、かき氷という普遍的な夏の記憶を投影した現代的な器。今ではこの事業者にしかできないともいわれる乳白あぶりだし技法が用いられており、すみだのものづくりへのこだわりと技が感じとれる。
廣田硝子 株式会社(錦糸二丁目6番5号) 電話:03-3623-4145(マップ(6))

 使いやすくかわいいサラダ用のトングには高度な金属加工技術が用いられている。技術を主張するのではなく、あくまで現代の食卓に求められるものを実直に追求する精神は、製造業を支え続けるすみだのものづくりの姿勢そのものと言える。
合資会社 笠原スプリング製作所(八広五丁目17番3号) 電話:03-3611-1878(マップ(8))

 携帯用の刃先を丸くしたり普段用を分解式にしたりするなど、使い手を思いやるすみだの職人ならではの細やかな気遣いがある。そしてその気遣いが医療用はさみで培った確かな技術によって質の高い製品として実現している点も忘れてはならない。
石宏製作所(墨田五丁目48番10号) 電話:03-3614-3292(マップ(9))

 裁断や加工に熟練の職人技が求められる日本独自の風琴マチの技法を創業以来継承して、財布や名刺入れなど現代の暮らしに欠かせない商品に展開。すみだの代表的産業のひとつである皮革産業の歴史と今日性を同時に体現している。
株式会社 二宮五郎商店(東向島三丁目30番8号) 電話:03-3610-2038(マップ(10))

 国産Tシャツの先駆けとなった自社商品を現代に復刻。低価格品とは一線を画した丁寧な縫製に裏打ちされたすみだ品質と戦略的なマーケティングによって価値を高め、上質なものにこだわる生活者から高い支持を集めている。
久米繊維工業 株式会社(太平三丁目9番6号) 電話:03-3625-4188(マップ(11))

 山東京伝作の意匠をアレンジしたシンボルを掲げるこのブランドには、ニット産業発祥の地であるすみだの高い技術力が()かされている。現在では皮革製品の事業者等も加わり、すみだ発のライフスタイルブランドとして国内外に商品を展開している点も頼もしい。
精巧 株式会社(緑一丁目13番14号) 電話:03-3634-6431(マップ(12))

 メリヤス産業発祥の地であるすみだで長らくOEMに携わってきた事業者が立ち上げた自社ブランド。OEMで培った技術を、スリッパでも靴下でもないルームシューズという現代的なアイテムに展開した発想力が光る。
中橋莫大小(メリヤス) 株式会社(亀沢二丁目14番3号) 電話:03-3625-4505(マップ(13))

*詳細は、「すみだ地域ブランド戦略」のホームページを参照

このページは広報広聴担当が担当しています。