新型コロナウイルス感染症予防のため、自宅で過ごす時間が増えている今。自宅でじっとしていると、筋力の低下や食事量の減少による栄養不足、人との交流の減少などにより、高齢者は「フレイル」につながる可能性があります。ご自身のフレイルリスク度を知り、すぐに始められる予防策を実践して、「フレイル」を防ぎましょう。
年齢とともに心身の活力(筋力や認知機能など)が低下して、要介護状態となるリスクが高い状態がフレイルです。健康と要介護の中間の状態で、早期の対策で健康な状態に戻ることができます。
以下の質問に4つ以上当てはまる場合は要注意です。フレイル予防を始めましょう。
- この1年間に転んだことがある
- 1キロメートル程の距離を不自由なく続けて歩くことが難しい
- 眼鏡を使用しても目が見えにくい
- 家の中でよくつまづいたり滑ったりする
- 転ぶのが怖くて外出を控えることがある
- この1年間に入院したことがある
- 最近、食欲がない
- 現在、入れ歯を使用してもしっかり物を
噛 んで食べるのが難しい - この6か月間に3キログラム以上の体重減少がある
- この6か月間に、以前に比べて筋肉や脂肪が落ちてきた
- 一日中、外に出ず、家の中で過ごすことが多い
- 普段2日から3日に1回も外出しない
- 趣味など好きでやっていることがない
- 親しく話ができる近所の方がいない
- 近所の方以外で、親しく行き来する友達または別居家族、親戚がいない
東京都健康長寿医療センター研究所作成文書より引用および改編
例えば…つま先立ち(ふくらはぎを鍛える)
10回で1セット
1日あたり1セットから3セット
その他の運動はこちらを参照
「さあにぎやか(に)いただく」は、10食品群の頭文字をとったもので、ロコモチャレンジ!推進協議会が考案した合言葉です
主食に加えてたんぱく質をしっかりとることが大切です
- 趣味活動を楽しむなど、社会活動に参加しましょう。
- 外出しにくい状況でも、電話やメールを上手に活用して、家族や友人と交流しましょう。自身の信頼できる人と話すことは、ストレスや不安を緩和します。
東京都健康長寿医療センター研究所 社会参加と地域保健研究チーム作成文書より抜粋
例えば…頬ふくらませ体操(頬と口の周りの筋肉を鍛える)
3回繰り返す
その他の体操はこちらを参照
区では、介護予防(フレイル予防)を目的とした教室等を実施しています。詳細は問合せ先へ。
*新型コロナウイルス感染症拡大防止のため休止等の場合あり
問合せ 高齢者福祉課地域支援係 電話:03-5608-6178
このページは広報広聴担当が担当しています。