「好きで野良猫やってる訳じゃないんだニャ」
「迷惑がられるのはつらいニャー」
ペットとして飼われていたのに、捨てられてしまった飼い主のいない猫(野良猫)。かわいそうだからとただエサを与えるだけでは、猫は増え続け、
[問合せ]生活衛生課生活環境係 電話:03-5608-6939
猫によるトラブルは地域の環境問題として捉え、エサの与え方や清掃方法などその地域に合ったルールを作り、不妊・去勢手術を施し、野良猫がこれ以上増えないように管理していくことが大切です。
1 地域の状況把握
どこにどのくらいの猫がいるかなどの把握
2 活動への理解
住民の合意とルール作り
3 活動
TNR活動やエサ場の管理等
4 地域住民への広報
活動や経過の周知等
活動する場合は、新型コロナウイルス感染症への感染が懸念される状況下では無理をせず、「身体的距離の確保」「マスクの着用」「手洗い」など基本的な感染予防対策を行った上で実施しましょう。
エサがなくなると、エサを求めてゴミを荒らしたり、家屋の中に侵入して食べ物をあさることがあります。適切なエサ場・エサやりは、このような被害を未然に防ぐことができます。
POINT
- 必ず容器に入れ、決まった時間に与える
- エサは置いたままにせず、食べ終わったらきれいに片付ける
- 猫の問題を少なくする活動であることを周辺住民に周知する
飼い主のいない猫を増やさないためには、飼い主のいない猫を捕獲し(Trap)、動物病院で不妊・去勢手術を受けさせ(Neuter)、元の場所に戻す(Return)、TNR活動が重要です。
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同時に「耳カット」を行う
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POINT
不妊・去勢手術をすると
- これ以上、猫が増えない
- 尿の臭いが薄くなる
- 鳴き声が減る
- メス猫をめぐるけんかがなくなる
などのメリットがあります。
区内に生息する飼い主のいない猫に区内の動物病院で不妊・去勢手術を受けさせ、生息する地域で責任を持って管理する場合に、区の助成金の申請ができます(手術前に申請が必要)。
[区内の町会・自治会が活動する場合]猫1頭当たり
- メス=2万2,000円
- オス=1万1,000円 を上限として、手術に要した費用を助成
[区内在住の個人が活動する場合]猫1頭当たり
- メス=1万2,000円
- オス=6,000円
を上限として、手術に要した費用の11分の6を助成
[申込み]事前に問合せ先へ
猫にとって屋外には、危険がたくさん。家具の配置など、上下移動のスペースを作れば、狭い屋内でも快適に暮らすことができます。また、迷子になった時のために迷子札を付けましょう。妊娠・出産を望まない場合は、不妊・去勢手術を受けさせましょう。そしていつまでも、愛情と責任をもって育てましょう。
屋内で飼う
迷子札
不妊・去勢手術