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すみだ区報(墨田区のお知らせ「すみだ」) 2020年7月11日号

すみだ北斎美術館に収蔵されている北斎の名品をご紹介します。


 「冨嶽三十六景」の刊行後に発表された、富士の絵約100図を掲載した「富嶽百景」の中の1図です。組み合わせた(はし)()や桶を結んだ(ひも)、丸太が重層的な三角形となっており、紐の三角形の中に富士を配置した構図です。当時は夏至の日(現在の6月21日頃)や7月7日に、井戸の水を()み干して(さら)い、井戸の中の掃除をしており、井戸替え、井戸浚などと呼ばれました。共同で使用する長屋の井戸では、みんなで行う作業でした。女性たちは、落とした(くし)(かんざし)を拾ってもらえるので、この日を待ち望む人が多くいました。本図は、企画展「大江戸歳事記」(8月30日まで)でご覧いただけます。

「隅田川 森羅万象 墨に夢」 (通称 すみゆめ)は、すみだ北斎美術館開館を機に誕生したアートプロジェクトです。

 「すみゆめ」は、すみだの重要な文化資源である「北斎」と「隅田川」をテーマに行われる様々な表現活動を通じて、区民やアーティストが繋がっていくプロジェクトです。北斎生誕260年の今年は、「あなたに届く、あしたにつなぐ。アートプロジェクト“すみゆめ”」をキャッチコピーに、8月から来年2月にかけて主催企画やプロジェクト企画を展開します。インターネット上で実施する企画もありますので、ぜひ、ご参加ください。

*日時や企画等の詳細は、「すみゆめ」のホームページを参照(下のコードを読み取ることでも接続可)
*新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から、企画内容・日時等が変更となる場合あり

コード

主催企画「すみゆめの七夕」イメージ

[問合せ]文化芸術振興課文化芸術担当 電話:03-5608-6115

このページは広報広聴担当が担当しています。