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すみだ区報(墨田区のお知らせ「すみだ」) 2021年9月1日号

 すみだを愛し、すみだで活躍する人をリレー形式で紹介する「つながる すみだ人」。お話を伺った方に次の方を紹介していただき、すみだを愛する人をつないでいきます。第36回は、1歳のお子さんを育てながら、「さとみん」の愛称で、産後ママ向けのピラティス教室の講師を務める木下 聖実さんです。

木下 聖実さん(八広在住)

 区内の地域プラザや子育てひろば、児童館などで、ピラティス教室を実施しています。大人クラスだけでなく、産後のママ向けに、お子さん連れで参加できるクラスを設けています。
 産後はうつになりやすく、育児の悩みを抱えやすいので、ピラティスで運動して体のメンテナンスをするのはもちろんですが、気持ちの面でリフレッシュして、「心身ともに健康に」ということも大切にしています。「体を動かすと心が変わる」と言いますからね。また、ピラティスを通してママ同士がつながることにも重きを置いているので、子育ての情報交換をする時間を設けている教室もあります。コロナ禍で教室が中止になるなど、私自身気持ちが折れることもありましたが、コロナ禍だからこそ、人とのつながりを大切に、ママたちのリフレッシュの場をつくりたいと思い、感染対策に十分配慮しながら活動しています。

 きっかけは、私自身が産後、「ママ同士のつながりがほしいな」「運動したいけど、子連れだとできる環境がないな」と悩んだ経験です。同時に、産後の大きな体調の変化に戸惑い、モヤモヤする状況が続きました。そんな中、産後運動というものに出会い、産後の体について理解を深め、産後運動のインストラクターの資格を取得しました。この資格のベースがピラティスだったこともあり、その後ピラティスの資格も取得。
 「きっと自分と同じように悩んでるママがいるはず。そんな人を救いたい。」という思いから、お子さん連れで参加できるピラティスの教室を始めました。大人だけの教室はよくありますが、ママたちはやっぱりお子さんのこと最優先。お子さんをわざわざどこかに預けて参加するとなるとハードルが上がってしまい、自分のことは後回しになってしまうんですよね。参加者からは「子どもを連れて参加できるのが本当にありがたい」という(うれ)しい声をたくさんいただき、大きなやりがいを感じています。

 街の人が温かく、フレンドリーなところが好きです。子どもを連れて歩いていると、街の人が声を掛けてくれるんですよね。それから、私は墨田区出身ではありませんが、外から来た人を優しく受け入れてくれる雰囲気も好きですね。
 現在は活動の地域が限定されていますが、今後は区内全域に活動を広げていき、墨田区を盛り上げていきたいです。また、今は産後のママ向けがメインですが、ピラティスには高齢の方でも負荷が掛からずできるものもあるので、ゆくゆくは子どもから大人まで、幅広い世代の方がピラティスを通してつながれるといいなと思っています。

お子さん連れのクラスでは、ときには、お子さんを持ち上げる動きを取り入れることもあるそうです。

「産後、久しぶりの運動で気持ちよかった」「子どもと一緒で、安心して取り組めた」など、教室終了後は皆さん笑顔でいっぱいです。

 自宅で洋服の販売をしながら、子ども服のリユース活動をしている田中 仁実さんです。

[問合せ]広報広聴担当 電話:03-5608-6223

今月の1枚

「都電24番 須田町行 最後の日」
【撮影】清水 貞子さん

 本コーナーへの写真を随時募集しています。詳細はこちらをご覧ください。
[問合せ]広報広聴担当 電話:03-5608-6223

このページは広報広聴担当が担当しています。