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すみだ区報(墨田区のお知らせ「すみだ」) 2021年10月1日号

墨田区長 山本 亨

 区では様々な計画に基づき事業を進めていますが、その中でも「墨田区基本計画」は区政運営を進めるうえで羅針盤となる計画です。基本計画では、本区で暮らす人や働く人、訪れる人の夢や希望が(かな)えられている状態を「すみだの“夢”」と定義しています。その実現に向けては、区と区民や事業者、地域で活動する様々な団体等が「すみだの“夢”」を共有し、力を結集して、取り組んでいくこととしています。
 昨年4月に区内に開学したiU 情報経営イノベーション専門職大学で、SD(ソーシャルデザイン)委員会に所属する学生4人による、「暮らす」「働く」「訪れる」の3テーマを扱った"夢"実現プロジェクト報告会が先日ありました。学生からは、子育て・教育、防災、キャリア支援、シティプロモーションなど多岐にわたる内容のプレゼンテーションがあり、参加者からも多くの質問や意見が出るなど、とても有意義な時間となりました。学生たちの的を射た提案は、とても素晴らしく私にとっても新鮮な内容でした。今年度、基本計画の中間改定を行っていますが、この内容も参考にさせていただき、今後も「すみだの"夢"」実現のため、地域の若者の力を取り込んでいきたいと考えています。
 さて、この間の本区の新型コロナウイルスのワクチン接種は、「地域力」「スピード感」「情報発信」の3つの要素が上手く機能して、順調に進んできました。特に、「地域力」に着目すると、区内の商業施設や大学、ホテル等から会場提供の申出をいただいたことや、墨田区医師会をはじめ各団体から多くの協力を得られたこともあり、スムーズな接種場所の確保や、自宅療養中の方への手厚いサポートが実現しました。このような区内の様々なつながりを今後も大切にして、“すみだ”らしい、新しい日常の実現に向けて全力で取り組んでいきたいと思います。

“夢”実現プロジェクト報告会でiUの学生と

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