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すみだ区報(墨田区のお知らせ「すみだ」) 2021年10月21日号

SDGs「Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)」は、人類がこの地球で暮らし続けていくために2030年までに達成しなければならない世界共通の17の目標です。

 SDGsにはいくつかの特徴があります。こうした特徴を正しく理解し、取組に適切に反映させることが、目標達成のカギを握ります。今号では、その中でも特に大切な3つの特徴をご紹介します。
 まず、SDGsの理念に掲げられている「誰一人取り残さない」ということです。SDGsの17の目標は、貧困や教育、環境、経済など、地球上に暮らす私たち人類が直面するあらゆる課題をカバーしています。言い換えれば、17の目標に無関係な人は誰一人いないということで、地球の存続に直結する課題を解決するためには、一人ひとりが“自分ごと”としてSDGsに取り組まなければならないことを表しています。
 2点目は、SDGsの17の目標設定の際に採用された「バックキャスティング」という考え方です。これは、望ましい将来像を設定し、それを実現するために必要な方策を考える発想法です。現状をベースにして改善策を見いだすのではなく、大きな変革を起こすのに適しています。SDGsは目標のみを定めており、ルールや方法は私たち一人ひとりが考えなければならないのです。
 3点目は「測る」ということです。SDGsは17の目標と169のターゲットを体系化し、各主体による自由な取組を促していますが、取組の進捗を測るため、234の指標も定められています。この指標は、国家レベルの視点で捉えたものですが、地域レベルで解釈した指標が国により公表されています。こうした指標を活用することで、自らの活動の到達点を客観的に測ることができるようになっています。
[問合せ]SDGs未来都市政策調整担当 電話:03-5608-6231

このページは広報広聴担当が担当しています。