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すみだ区報(墨田区のお知らせ「すみだ」) 2021年12月1日号

墨田区長 山本 亨

 昨年から拡大の兆しが見られた新型コロナウイルス感染症は、今年に入っても収まることはなく、1年を通してほとんどの期間が緊急事態宣言やまん延防止等重点措置の影響下にありました。長引く感染症に、区民の皆さんも不安や疲労感などを感じていることと思います。区では引き続き、感染症を抑え込み、区民の皆さんの生活上の不安を解消するため全力を挙げて取組を進めていきます。
 今年を振り返ると、1月の成人を祝うつどいは初のオンライン開催となりました。感染拡大状況を踏まえ、会場に人を集めることはできませんでしたが、実行委員の皆さんが趣向を凝らした企画を考え、動画を配信したことで大きく盛り上がりました。これまでとは違う形での実施となりましたが、状況の変化に合わせて柔軟に対応した委員の皆さんの実行力に、私も大いに感心しました。
 5月には区民の皆さんへのワクチン接種が始まりました。現在は、接種を希望する区民の皆さんのほとんどが2回目の接種を完了しています。接種体制や会場提供に関しては、地元医師会をはじめ、関係団体から多くのご協力をいただきました。区民の皆さんへの接種がスムーズに進んだことに、大変感謝しています。これからも、こうした地域の力を()かし、安心・安全を第一に対策を講じていきます。
 また、同月には内閣府から本区が「SDGs未来都市」と「自治体SDGsモデル事業」にダブルで選定されました。SDGsの掲げる「誰一人取り残さない」という理念の下、本区の特徴である“ものづくり産業”の集積を活かし、環境・健康に関する地域課題を解決するための取組を推進していきます。
 夏には1年延期となっていた東京2020大会のボクシング競技が国技館で開催され、日本代表選手から金メダリストが誕生しました。パラリンピック競技大会では、本区ゆかりのアスリートである三浦 浩選手の活躍など、明るい話題もありました。今後もスポーツを通じて、世代間・地域間の多様な交流を促進し、地域力の向上につなげていきます。
 来年こそ感染症を克服し、区民の皆さんとともに、笑顔あふれる“すみだ”を取り戻したいと思います。年末に向けて体調管理には気を付けて、良い年をお迎えください。

すみだ親善大使認定式にて

このページは広報広聴担当が担当しています。