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すみだ区報(墨田区のお知らせ「すみだ」) 2021年12月11日号

 日本の歴史に焦点を当て、葛飾北斎やその弟子などが歴史上の人物や事件を描いた作品を展示します。主に高等学校の日本史の授業で習う人物や事件を軸に、神話の時代から明治時代までの北斎や弟子が描いた錦絵などを展示します。紫式部や武田信玄など名前を聞いたことがある人物も登場するので、今までイメージしていた人物像と比べながら、北斎を身近に感じられる企画展となっています。
[とき]12月21日(火曜日)から令和4年2月27日(日曜日)までの午前9時半から午後5時半まで
*入館は午後5時まで
[ところ]すみだ北斎美術館(亀沢二丁目7番2号)
[入館料]

  • 一般=1,000円
  • 高校生・大学生・65歳以上の方=700円
  • 中学生・障害のある方=300円
  • 小学生以下=無料

*観覧日当日に限り、常設展も観覧可
[問合せ]すみだ北斎美術館 電話:03-6658-8936
*詳細は、すみだ北斎美術館のホームページを参照

すみだ北斎美術館に収蔵されている北斎の名品をご紹介します。

 本図は、北斎作品には珍しい3枚続きの錦絵です。元禄14年(1701年)に江戸城の松之大廊下で、()()上野介(こうずけのすけ)(よし)(ひさ)に斬りかかったとして、播磨赤穂(あこう)藩主の(あさ)()内匠頭(たくみのかみ)(なが)(のり)が切腹に処せられました。その後、浅野家の家臣であった(おお)(いし)内蔵助(くらのすけ)(よし)()ら47人が本所の吉良邸に討ち入りしました。本図では、浅野家の家臣たちが表門と裏門から分かれて忍び込み、乱戦となる様子が描かれています。左下には、吉良上野介義央が小屋に隠れています。この事件はのちに、歌舞伎の「仮名手本忠臣蔵」の題材にされ広まりました。
 本図は、「北斎で日本史」展の前期(12月21日から令和4年1月23日まで)に展示されます。



新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、展示の中止や会期等が変更となる場合があります。最新情報は、すみだ北斎美術館のホームページをご確認ください。
[問合せ]文化芸術振興課文化芸術担当 電話:03-5608-6115

このページは広報広聴担当が担当しています。