かつてあった身分制度や、歴史的・社会的に形成された人々の意識により差別を受けてきた人たちが住まわされていた場所を「同和地区(被差別部落)」といいます。そして、この同和地区出身の人たちに対するいわれのない差別が「同和問題(部落差別)」です。この問題を解決するため、国や地方自治体は様々な取組を行ってきました。しかし、現在でも差別意識が残っていて、結婚や就職で差別されたり、インターネット上に同和問題に関わる差別的な言葉が書き込まれたりするようなことが起こっています。
こうした差別をなくすためには、私たち一人ひとりが同和問題について正しく理解し、差別を"しない"・"させない"ことが大切です。