すみだ区報 2018年5月1日号
特集
みんなでつくろう 地域のつながり 支え合い
民生委員・児童委員 主任児童委員
墨田区民生委員・児童委員協議会 会長代行 須藤 正さん
■大切なのは、地域での見守り
現在の社会は、昔とは大きく変わり、核家族化のみならず独居化が進んで、近所付き合いも減っていますよね。その結果、同じ地域で暮らしていても、お互いの顔が見えにくくなってしまいました。また、民生委員・児童委員が関わる問題も幅広くなってきています。こうした状況では、"地域での見守り"が欠かせず、町会・自治会や区、専門機関などが、それぞれの立場で地域の様子を把握することが必要だと強く感じています。
■皆さんに寄り添う、身近な存在です
民生委員・児童委員は、"地域での見守り"をする方々と"太いパイプ"で結ばれていなくてはならないと思います。それこそが、支援を必要としている人との接点になり、連携を図ることで地域の情報を知ることもできます。そして、相談を受けるときは、相手の話をよく聞き、相手に寄り添い、同じ目線で考えるように心掛けています。民生委員・児童委員は遠い存在だと思われるかもしれませんが、そうではありません。あなたと同じ地域の住民なんです。私たち民生委員・児童委員のことをぜひ、知ってください。そして、お困りのときは気軽に相談してくださいね。