区では、皆さんに区の歴史を身近に感じていただき、その財産を後世に伝えていくために、保存の必要がある文化財を登録文化財とし、中でも重要なものは指定文化財としています。平成29年度は新たに3件を登録文化財に登録、1件を指定文化財に指定しました。
[問合せ]地域教育支援課文化財担当 TEL:03-5608-6310
区では、皆さんに区の歴史を身近に感じていただき、その財産を後世に伝えていくために、保存の必要がある文化財を登録文化財とし、中でも重要なものは指定文化財としています。平成29年度は新たに3件を登録文化財に登録、1件を指定文化財に指定しました。
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江戸表具 前川 治氏
表具とは、書画の掛軸や
法泉寺文書(東向島3-8-1)
法泉寺が所蔵する古文書です。江戸時代の武家
旗本太田資同墓碑(太平1-26-16法恩寺内)
文政元年(1818年)の造立と推定されている、旗本 太田氏の第5代・太田資同の墓碑です。資同が寛政9年(1797年)に書き残した遺訓(生前遺言書)を模刻しており、近世武家の倫理観を示す貴重な歴史資料です。
弘福寺本堂(
昭和8年(1933年)竣工の黄檗様式の仏殿。平成25年〜27年に行われた修繕工事の際に、屋根をトラス(洋小屋)で支えるなど、高度な近代的建築技法を採用している事実が新たに確認されました(文化財指定に合わせて文化財名称も改めました)。
太田氏七代供養塔(太平1-26-16法恩寺内)
墨田区登録史跡「太田道灌家供養塔」としていましたが、供養対象が太田道灌の父親以降の七代に限られることと、過去に移設された経緯のあることが確認されました。このため、文化財の種別を有形文化財(歴史資料)とし、名称を上記のとおり改めました。
弘福寺所蔵絵画資料(向島5-3-2)
鳥取藩主池田斉稷の嗣子・池田斉衆の肖像画1点、斉稷の弟・道一と推定される人物の肖像画1点、弘福寺の開創に協力した須崎村の有力者・小関氏夫妻の肖像画2点を、新たに追加しました。(非公開)