すみだ区報2018年12月1日号

特集

つながる すみだ(びと)

概要

すみだを愛し、すみだで活躍する方をリレー形式で紹介する「つながる すみだ人」。お話を伺った方に次の方を紹介していただき、すみだを愛する人をつないでいきます。
第7回目は、立花在住の森 きよ江さんです。高齢者施設「東京清風園」でのボランティア活動の傍ら、一眼レフカメラで東京スカイツリー®を撮影しインターネットで投稿をする等、傘寿を迎えてなお、精力的に地域のために活動しています。

森 きよ江さん(立花在住)

Q. 森さんは現在、すみだでどのような活動をしていますか?

高齢者施設の「東京清風園」で週に2回、写真撮影やお茶入れ、傾聴等のボランティア活動をしています。時には私の話を聞いてもらうこともあり、とても楽しいですよ。ボランティア活動の際はたくさんの来園者と会話や作業をするため、私自身の健康にもつながっているんです。

また、一眼レフカメラを使ってスカイツリーを撮影することが日課になっているので、スカイツリーの写真や地域の催しの様子などを、ブログやツイッター、フェイスブック等に掲載しています。ブログは、やり始めてから10年以上になります。微力ではありますが、少しでも多くの人にすみだのことを知ってもらえたらという気持ちで続けていますね。

森さんのブログ「TOMOの部屋」
テレビ取材を受けるきっかけになったスカイツリーの写真

Q. すみだで現在の活動を始めたきっかけは何ですか?

2年前、レストランの店長をしていた知り合いと会った際に、その方が東京清風園でボランティア活動をしているということで、「森さんも一緒にやりませんか?」と声をかけていただいたのがきっかけですね。趣味である写真撮影が人の役に立つのであれば(うれ)しいと思い、始めることにしました。

ブログを始めたきっかけはスカイツリーです。スカイツリーの建設が決まってからは、日に日に伸びていくスカイツリーを撮影し、掲載するようになりました。スカイツリーの写真を毎日撮っていることが目に留まるようで、何度かテレビの取材を受けたこともあります。

Q. 森さんは、すみだのどんなところが好きですか?

下町気質が残っていて、ご近所さんたちと仲良く話せるところですね。すみだは、困ったことがあればすぐに助けてくれる人情あふれるまちです。

あとは、やはりスカイツリーですね。私は空襲を経験したので、空を見上げることがあまり好きではなかったんですが、スカイツリーができてからは好きになりましたし、以前よりもまちに関心を持つようになりました。地域の催しなどにも積極的に参加するようになったので、友人も増えましたね。ですから、私はこのまちとスカイツリーに救われたように感じています。今後も地域の方々とともに、すみだのすばらしさをたくさんの人に広めていきたいと思っています。

次回登場してくださるのは・・・

森さんの写真の大ファンで、レンタルスタジオ「びりーぶスタジオ」の五十嵐 佳寿江さんです。

問合せ広報広聴担当 TEL:03-5608-6223