29年度一般会計の歳入面では、特別区税や国・都支出金等が増加したものの、特別区交付金が減少したため、全体として前年度決算額を下回りました。
このような動向を踏まえ、歳出面では行財政改革や効率的な予算執行に努めながら、基本計画に掲げた「"夢"実現プロジェクト」を中心に重点施策を着実に推進しました。
この結果、29年度の一般会計歳入歳出決算は、48億6469万円の黒字決算でした(図1)。
また、3つの特別会計も、黒字決算でした(表1)。
この決算を、自治体の財政状況を判断する指標でみると、財政の弾力性を示す経常収支比率は、85.0%(前年度83.7%)でした。また、公債費に充当した一般財源の割合を示す公債費負担比率は、3.5%(前年度4.7%)でした(図2)。