すみだ区報2019年2月1日号

区政その他

山本区長のメッセージ

高齢者を地域で支えるために

墨田区長 山本 亨

1月14日の成人の日、本区では2112人の皆さんが大人としてのスタートを切りました。新成人代表が実行委員として式典のテーマを考え、企画・運営を担う本区の「成人を祝うつどい」は、毎年、来場者の感動を呼びます。

今年のテーマは「終わりと始まりの()け橋」。平成が終わり、新しい時代が始まる節目、成人という人生の節目を迎え「これまで支えてくれた人たちへの感謝とともに、新たに自覚と覚悟を持ち、未来に向かって踏み出す」という力強いメッセージが披露されました。

新成人の皆さんには、この日の気持ちを忘れずに、夢や目標を持って輝かしい未来を切り(ひら)いていってほしいと思います。そして時代をつなぎ、人と人をつなぐ「架け橋」としての役割も期待しています。

さて、「はなみずき高齢者支援総合センター・高齢者みまもり相談室」が八広駅近くの高架下に移転し、新たに「八広はなみずき高齢者支援総合センター・高齢者みまもり相談室」として、本日オープンします。

新施設は「"支える"と"支えられる"をつなぐ」ことをコンセプトに、高齢者を地域の皆さんでサポートする「地域包括ケア」の推進拠点としての役割を担います。また、医療・介護など各部門の専門家や地域の方が交流・連携する場や、シルバー世代の方の様々な活動拠点としての機能も強化しました。さらに、身体障害者手帳の取得に関する案内を行うなど、幅広い福祉サービスを展開します。

本施設が、人と人とが温かい心でつながり、支え合う、すみだらしい福祉の新たなモデルとなるよう、地域の皆さんと共に創り上げていきたいと考えています。

大人への門出を飾る「成人を祝うつどい」を企画・運営してくださった実行委員の皆さんと