すみだ区報2019年5月1日号

健康・福祉

加熱不十分で食べると危険です
肉類の生食・バーベキューによる食中毒

飲食店やバーベキューで生または生に近い状態の肉を食べていませんか。新鮮でも、生肉には下痢、発熱、おう吐等の症状を引き起こす細菌やウイルスが付着していることがあります。「鳥刺し」など、鳥肉を生または生に近い状態で食べると、食中毒症状だけではなく、重篤(じゅうとく)な神経疾患を引き起こす可能性があります。また、生や加熱不十分な牛レバーと豚肉は、店舗での提供が禁止されています。牛肉・馬肉には生食用の基準がありますが、子どもや高齢者など、抵抗力の弱い方が食べると非常に危険です。自分で調理する場合も、肉類は中心部まで十分に加熱しましょう。

バーベキューをする際の注意点
▼生肉・生魚は他の食品を汚染しないように別々のビニール袋などに入れる
▼冷蔵が必要な食品は保冷材の入ったクーラーボックスで保管する
▼調理前や生肉・生魚等に触れた後は十分に手を洗う
▼加熱する食品と加熱しない食品で、別々のまな板や包丁を使う
▼加熱前と加熱後の食品をつかむ箸やトングはそれぞれ別に用意する
▼残った食品は廃棄する
問合せ生活衛生課食品衛生係 TEL:03-5608-6943