すみだ区報2019年5月11日号

特集

2枚目の名刺は市民後見人

市民後見人のアレコレ

市民後見人の役割は?

大きく分けて、以下の3つに分けられます。

通院や掃除などの直接的な支援が必要な場合は、福祉サービス等の契約を後見人が行います。

財産を守る

本人のために必要な収支計画・財産の保全

生活を守る

本人の生活状況の記録、医療・福祉サービスの手続など

報告する

監督人である社会福祉協議会へ活動内容・財産管理の報告

私は1年前に初めて選任され、現在2人目の方を担当しています。安心して生活ができるように、ケアマネジャーをはじめ関係者と連携し、財産状況もしっかり把握して、困ることがないように支援しています。現在担当する方はお話好きなので、訪問時は、ゆっくり会話を楽しめるように心がけています。

やりがいはどんなところに?

被後見人の方に寄り添い、その方にとって最善の道を考えて行動した結果、その方が「ありがとうね」と喜んでくれたことですね。誰かの役に立てていると実感できました。

メッセージをどうぞ!

市民後見人として重要なのは「現場力」。人と話すことが好きな方、誰かの役に立ちたい、というボランティア精神をお持ちの方は、まずはぜひ、説明会にいらしてください!

社会福祉協議会が市民後見人をサポートします!

私たちは、市民後見人を監督する立場として、皆さんが活動する中で不安にならないように、いつでも相談できる体制を整えています。

被後見人の方の状況によって、対応方法は異なります。弁護士などの専門家に確認しながら、ご本人にとって最善の選択ができるよう心掛けています。

墨田区社会福祉協議会 石川佳子さん