すみだ区報2019年6月1日号

区政その他

山本区長のメッセージ

夢と希望を叶えることができる 区民が誇れるまち「すみだ」をめざして

墨田区長  山本 亨

元号が平成から令和に替わった5月1日、墨田区役所には311組のカップルが婚姻届を提出されました。区役所では、令和の幕開けとともに、幸せな新婚生活をスタートする方々の新たな門出をお祝いする特設コーナーを設け、私も立ち会わせていただきました。皆さんには、これからの令和という時代を力を合わせて、歩んでいっていただきたいと思います。

さて、今年4月1日、「墨田区手話言語及び障害者の意思疎通に関する条例」が施行されました。本条例には、手話が独自の語彙(ごい)や文法体系を持つ言語であることが明記されています。また、区と区民、事業者の役割を明確にすることにより、手話および意思疎通手段がより利用しやすい環境を整え、障害の有無にかかわらず、互いに人格と個性を尊重し合いながら共生する地域社会の実現を目的としています。

区では、多くの方に、本条例について理解を深めていただくため、条例の内容を手話で表現する動画を制作し、現在、区の公式ユーチューブでご紹介しています。また、区のお知らせ「すみだ」でも、障害に関する理解の促進と啓発を図るため、定期的に情報を発信していきます。

新元号「令和」には、一人ひとりの日本人が、明日への希望とともに、それぞれの花を大きく咲かせることができるように、との願いが込められています。墨田区においても、誰もが明日への希望を抱きながら、能力を発揮し、夢を叶えることができるよう、区民の皆さんと共に新時代のまちづくりを推進していきたいと考えています。

令和元年初日の5月1日(祝)に、婚姻届を提出された方々をお祝いしました。